日本語でも英語でも、お電話の際に聞き取る内容はある程度同じになりますが、やはり聞きなれた日本語の単語と英語で発せられる単語では同じものを指していたとしても、聞き取りが難しくなる場合があります。やはり母国語ですので、日本語であれば発音のみで確認出来る場合もありますが、英語となると聞き取った発音だけでは不十分なことがありますので、必ず社名やお客様のお名前はスペルで聞き取る様にしています。そうする事によって誤った聞き取りをしていた場合でも、確認済みの内容をクライアント様へ報告できるようになります。
言語にかかわらず、報告の際にお名前・社名の聞き取りに誤りがあってはなりませんので、それぞれの言語にあった確認方法で聞き取る様にしています。
例えば、日本語であれば「漢字での書き方」で伺う、もしくは「あ・い・う・え・お」の「え」の様に、他の音と合わせて確認を取るなどをしています。英語での聞き取りに関しては、それぞれのアルファベットに対応する聞き取りやすい単語を自分なりに用意していますので、それと照らし合わせながら「T for Tokyo」の様に確認を取る様にしています。またこれらのアルファベットに関しては、相手の方の知らない単語で確かめても時間が掛ってしまい、よけい複雑になる可能性があり、それでは意味がありませんので、確認用の単語を国名や都市名にするのであれば出来るだけ主要な地名にするなど工夫をしています。もちろんフルーツなどの大体は共通していると思われる簡単な単語も用意してスムーズに確認出来る様にしています。
電話代行のお仕事の基本である【正しく報告する】という事をいつも念頭におき、業務にあたっています。毎日受電の度に確認作業の連続ではありますが、機械の様な対応になってしまわぬ様に応対の際には、クライアント様の会社の一員という気持ちも合わせて1件1件心をこめて対応しています。
英語でのお電話に対する今後の目標としては、日本語のお電話の対応時の様に、細やかな心使いが出来る様になることです。やはり母国語として使い慣れている訳ではないので、話し伝える事が出来ても、日本語を使う時の様にニュアンスを正しく伝えられていない事があるかと思います。
今後はそれぞれの言語の特徴に合わせてベストな表現・対応が出来る様、さらに語彙力・表現力を伸ばすため、さまざまな方法で出来るだけ学習を続けて行きたいと思っています。