敬語は、多く使えばいいというわけではなく、過度な敬語は意味が通じにくくなったり、
相手に対して失礼になったりする場合もあります。
丁寧な敬語を意識するあまり、過剰敬語として誤った使用をしてしまう代表的なものが「二重敬語」です。
例)○お客様がお見えになりましたorお客様がいらっしゃいました
×お客様がお見えになられました
↑「お見えになる」は「来る」の尊敬語です。
「られる」は尊敬の助動詞なので二重敬語になっています。
例)○社長は何時頃お戻りになりますかor社長は何時頃戻られますか
×社長は何時頃お戻りになられますか
↑「お~になる」と「なられる」で尊敬表現が重なっています。
二重敬語を防ぐには、「お」をつけたら「れる(られる)」は使わない。
逆に「れる(られる)」を使うのであれば「お」はつけないようにします。
また、文の最後に敬語の表現を持ってくるように意識するのもいいかもしれません。
ただし、「れる(られる)」は、尊敬以外に可能や受け身などの意味もあるので、
使い分けが難しい場合には尊敬の意味ではなるべく使用を避け、別の表現を使うのが無難です。
例)見られる⇒ご覧になる
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