昨日に引き続き、本日は腱鞘炎に効果的なツボのご紹介です。

2. 腱鞘炎に効くツボ

●大陵(だいりょう)・・・手首が手前に折れ曲がる部分の関節の真ん中にあるツボが大陵(だいりょう)です。
親指の腹で少し強めに2~3秒押しては離し、という動作を繰り返しましょう。

●曲池(きょくち)・・・手の平を見ながら肘を曲げ、ひじにしわを作ります。
このしわの端(親指側)にあるのが曲池というツボです。親指の腹を使って少し強めに刺激しましょう。

●偏歴(へんれき)・・・手の甲を上にしたとき、親指側の手首の付け根部分にくぼみがあることがわかります。
このくぼみの中央からひじ方向へ親指の幅3本分ほど進んだところにある、
若干筋肉のくぼみを感じるところが偏歴というツボになります。痛気持ちいいと感じる程度に、
親指の腹で押してみましょう。

●外関(がいかん)・・・手首の甲側を上にして手首の中央から、
指3本分のところにあるのが外関というツボです。
痛気持ちいいと感じる程度に、親指の腹で押してみましょう。

●陽谿(ようけつ)・・・手の甲を上にして、指を大きく広げてください。
そのとき、親指の下にへこんだ部分ができます。そこが陽谿というツボになります。
1~2分ほど、痛気持ちいいと感じる程度に親指の腹で押してみましょう。

いかがでしたでしょうか。
最近では、パソコン腱鞘炎・マウス腱鞘炎に加え、
「スマホ腱鞘炎」たる症状も急増しているとのことです。
スマホを片手で持ち、親指で長時間操作を続けていることが原因のようです。
いずれの場合も一番の腱鞘炎対策は、手を一切使わないで完全に休ませることなのですが、
仕事や家事をする上でそれは実質不可能だと思います。
だからこそ、腱鞘炎になる前や症状が軽いうちのケアが重要になります。
ただし、僅かであっても痛みが一定期間継続しているような場合は、すぐに病院に行ったほうが良いです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。本日も健康第一で頑張りましょう。
(参考HP:http://liginc.co.jp/life/useful-info/102312#a1)

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