言葉を使うことは難しいです。
「そんなつもりで言ったんじゃない!」と
言い手と聞き手で、誤解が生じる場合があります。
こういう誤解は、きちんと解決しなければ、後々問題になることがあります。
例えば、「彼はいい意味で変わってるね」
は英語でどのように言うのでしょうか?
He is strange.「彼は変だ」とだけ言うと、
悪口を言っているみたいに聞こえてしまいます。
こういう場合は、in a good way「良いふうに」をつけて、
He is strange in a good way. と言えばよいんですね。
wayは「様態、方法、様子」といった意味で、
in a …wayは「…なふうに、…なやり方で、…な様子で」という意味です。
それでは、用例を見てみましょう。
(場面:オフィスでの昼休み)
A子: What do you think of her?
B男: She is sensitive in a good way.
A子: Yes. What about me?
B男: I don’t like you, in a good way.
A子: What?!
B男: Otherwise, I cannot concentrate on my work.
A子: What?
A子: 彼女のこと、どう思う?
B男: いい意味で繊細だよね。
A子: そうね。じゃあ、私は?
B男: 嫌いだよ、いい意味で。
A子: どういうこと!?
B男: じゃないと、仕事に集中できないんだ。
A子: えっ?
「in a good way」は会話で非常によく使われる表現です。
英語の単語は、1つでいろいろな意味があるものが一般的です。
相手に誤解を与えない為にも、こういった表現を駆使していきます。
もちろん、相手の関心をグッと惹きつけるテクニックとしても使われます。
反対の意味では、 in a negative way があります。
ちなみに、アメリカ英語では、in a bad way もよく使われます。
相手に誤解を与えない為に、表現に気をつけていきたいですね。