今年民間から初めて中国大使に就かれた、丹羽宇一郎さんの著書『若者のための仕事論』を読みました。
最近は、尖閣諸島問題で夜中に呼び出された事で有名にもなりましたが、もともと伊藤忠商事で売上不振時に社長に着任し、売上高を大きくアップさせた敏腕ビジネスマンだった方です。
この丹羽さんが、いまの若者へ向けて書かれた本ですが、内容はとてもシンプルなのにとても納得させられました。
社会人になるにあたり、まず必要なことは「アリになれるか」「トンボになれるか」「血の通った人間になれるか」だそうです。
「アリ」は泥まみれになって働けるかという事。小さな存在だけど、地を這いドブ板を踏んでアリのように働ける精神力が重要なのです。
「トンボ」は複眼的な広い視点でものを見ることができるかという事。自分にとってはいい事でも、相手にとっては都合の悪い事もあります。様々な角度から検証していく視点、あらゆる可能性を探る姿勢をもつようにならなければなりません。
最後の「人間」というのは温かい心をもった人間になれるかという事です。相手やまわりの人間の事を考えて仕事をする事は、仕事をしていく上でも、将来自分が上の立場に立った際にも役立ちます。人間関係の構築は社会の上で重要なものです。
私はもう社会人も7年目になりますが、初心を忘れずにアリでありトンボであり、そして温かい心を持った人間となれるよう日々の業務を邁進していきたいです。
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