昨日は、ながら運転の改正内容についてお伝えさせて頂きました。
今回は、ながら運転のボーダーラインについてから、お話ししたいと思います。
「ながら運転」をしていて捕まったドライバーが「自分は絶対に携帯やスマホを使用していなかった」と強硬に言い張った場合、警察はどのように事実を認めさせるのでしょうか。
こちらについては「あくまでも一般論としてですが、携帯電話の発着歴を確認します。スマホの場合には、LINEやメールなどの送受信、発着信などの使用歴、アクセス時間などもその対象です。こうした確認を行ったうえで説明をしますが、それでも最後まで否認する場合には、否認のまま違反切符を作成します。」という回答になるそうです。
一切、誤魔化すことは出来ず、また否認しても違反は覆らないということです。
車を運転中に、どうしても携帯電話を使わざるを得ないシーンがあっても、必ず停車してから使用してください。
車を停止させているときであれば、携帯電話の使用は基本的には違反ではありません。
また「車載のカーナビやホルダーに固定したスマホを触ってもよいのか?」については「2秒以上、画面を見続けるとアウト」とのことです。
信号待ちのわずかな時間でも、スマホやカーナビを見ていて信号が変わったことに気が付かないでいると、アウトということになる可能性はありえるかもしれません。
1秒か、2秒かを警察が外から見極めるのは現実には難しいと思いますが、時速60キロで走行している場合、車は2秒間で約33メートル進みます。
2秒間カーナビやスマホを注視するということは、その間ほとんど前を見ていないということになり大変危険です。
電話での会話については、走行中でも基本的にハンズフリーにしておけばOKです。
またイヤホンやヘッドセットなども、両耳を塞がず片耳であるならOKです。
警察庁でのHPにこのような記載がありました。
1.交通の方法に関する教則(改正後(令和元年12月1日施行))「自動車の運転の方法」一部抜粋
走行中にスマートフォンなどの携帯電話などを使用したり、カーナビゲーション装置などに表示された画像を注視したりすることにより、周囲の交通の状況などに対する注意が不十分になると大変危険です。
走行中はスマートフォンなどの携帯電話などを使用したり、カーナビゲーション装置などに表示された画像を注視したりしてはいけません。
また、スマートフォンなどの携帯電話などについては、運転する前に電源を切ったり、ドライブモードに設定したりするなどして呼出音が鳴らないようにしましょう。
2.スマートフォンなどの携帯電話などを使用する場合
運転中に、どうしてもスマートフォンなどの携帯電話などを使用しなければいけないときは、必ず安全な場所に停車してから使用してください。
とありました。
仕事の移動中や時間が迫っている時など、どうしても電話一本で終わることだと分かっていたら、タイムイズマネーに乗っ取って電話したくなってしまうかもしれません。
運転中に電話が鳴ると気になって電話に出たくなる気持ちも理解できます。
そんな時に、CUBE電話代行サービスは、皆様の安全と安心を守り、お仕事のサポートを担います。