長時間のデスクワークや立ち仕事で、腰が痛くなる方は多いと思います。私も、前職のアパレルの販売職の時、入社したての頃は腰が痛くなったことなんてほとんどありませんでしたが、日々の立ち仕事の疲れが溜まって腰がズキッと痛くなることがありました。
現在の電話代行の仕事は、座れるお仕事なので体への負担も軽いだろうと思っていたのですが、長時間座り続けているのも、腰に良くないようです。調べてみたところ、実は立っているよりも座っている方が、腰への負担が大きいそうです。立っているときは、腰以外にもひざや股関節、足首などの関節がクッションの役割をしている為、負担が分散されますが、座っているときは腰に上半身の体重や負荷がすべてかかってしまう為、立っている時よりも座っている時の方が、負担が大きいと言われています。
 私事なのですが、最近習い事でポールダンスに通い始めました。そこのレッスンの内容に、柔軟を強化する回もあり、ヨガの先生もされている先生が私の姿勢を見て、「腰が痛くなりそうだね」「腹筋苦手そうだね」と言われました。私は今まで、自分は猫背ではないから、姿勢がいいのだと思っていたのですが、反り腰になっていたようです。壁を背にして立ったとき、腰に手がすっと入るのが腰に負担のかかりやすい「反り腰」です。反り腰の人は、腹筋など「体の前側の筋肉」と、姿勢を支えるべき「体の後ろ側の筋肉」のバランスの崩れが原因となり、腰痛が起こります。お腹もポッコリしてしまいます。
反り腰による負担を分散させるには、骨盤の癖を正すことも有効な対策となります。教室で習った時は、仰向けに寝転がり、太ももの力は使わずにお尻とお腹に力を入れて、床に腰をくっつけるトレーニングをしました。私は普段の姿勢に慣れすぎていて、なかなかお尻に力を入れるやり方すら分からず、太ももに力が入ってしまい、先生に「そのやり方だと足に筋肉がついて太くなっていくよ」と言われました。何度か説明してもらい、出来るようになり、最近は意識しながら寝転がったりしています。お腹に力を入れておへそを背中側に近づけていって、お腹がプルプルするような感覚です。
運動をする機会が今までほぼなかったので、ポールダンスを初めて新しい発見があり、とても良かったです。正しく筋肉を付けて、ポールダンスも上達するように頑張りたいと思います。腰痛を防ぐためにも皆様もぜひ、普段の姿勢を見直してみてください。

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