先日会社で、ストレスチェックをしました。今までしたことが無く、そんなものがあることも知りませんでした。
ストレスチェックについて調べてみると、2015年12月1日から義務化がスタートしていて、常時使用する労働者が50人以上の事業場では、ストレスチェックの実施が義務づけられているそうです。
「事業場」とは、工場、事務所、店舗など、同じ場所で相関連する組織的な作業をできる場所の単位のことで、同じ会社であっても、支店、支社、店舗ごとに1事業場となるとのことです。最初に義務化されていると知ったときは、前の会社ではしていなかったのでびっくりしましたが、前職はアパレルで店舗には3人しかいなかったので、実施していなかったのだと思います。
電話代行のお仕事では、一日に100件以上のお電話を受けていて、クレームのお電話などで大変ご立腹の方からのお電話もお受けすることがあります。会社での面談などのたびに、面談をしてくださる先輩がそのような電話の対応についてなど、仕事についての話を聞いてくださっています。アパレルの仕事では、日々の売り上げと店での出来事に追われていましたし、CUBEのように会社から決められて定期的に面談をするようなこともなく、店長と退勤後にたまにお話をするくらいでした。
私の今回のストレスチェックの結果は、あまりストレスが無いという結果でしたが、アパレルで働いていた時に、もしストレスチェックをしていたらすごくストレスが溜まっているという結果になっていたと思います。
アパレル時代の同期でまだそこで働いている友人に会った際に、最近の私の話をしたら、「外の世界は明るいんだね」と言われて、働いていたアパレル会社の過酷さと変わらない現状を思い知りました。その友人は、何度か辞めたいと会社に言っているようですが、引き止められてまだ辞められていません。「誰とも話したくないし、会社を辞めるのが先か、自分が死ぬのが先かわからない」と言っていました。
私自身、心身ともに限界を感じてアパレルのお仕事を辞めたのですが、好きで憧れて入った会社の内情があまりに悲惨な状態で、残念で悲しくなります。日本には、過酷な働き方をしている人がたくさんいると思います。
今回受けたストレスチェックもその危険な働き方について考えることが出来るものの一つだと思います。自分では、とにかくその状態から逃れるためにアパレルのお仕事を辞めることしかできませんでしたが、大好きだったブランドの会社が少しでも良くなってほしいと今でも思います。