大阪も梅雨入りの時期となりましたね。
髪の毛がうねりやすいため気が沈むことも多い季節ですが、庭の紫陽花が彩り豊かに花開く季節でもあるため少し楽しみでもあります。
鬱々とした気分になりやすいこの時期ですが、夏に向けて元気に乗り越えたいですね。

さて、突然ですが皆さんは「ありがとう」と感謝されたときにどういった言葉を返していますか。「いえいえ」「とんでもないです」と仰ったり、ビジネスシーンでは「ありがとうございます」と言葉を返す方も多いのではないでしょうか。

「ありがとう」に返す言葉は「どういたしまして」と習ったはずなのに、不思議と抵抗を感じる方が多いようです。特にビジネスシーンにおいては「どういたしまして」という言葉を使うことが憚られる雰囲気が日本語にはありますよね。

実際にお電話を受けているなかで、お客様が「ありがとうございます」と仰った場合は「とんでもないです。ありがとうございます」といった風にお返事をさせていただくことが多いことに気がつきました。このように謙虚な姿勢が言葉に表れているところが日本語らしいな、と感じます。

ところが、英語では日本語で「どういたしまして」にあたる「You’re welcome.」と返すことが頻繁にあります。その他にも「That’s ok.」「Sure.」や「No problem.」とカジュアルに表現したり、「(It was) my pleasure」といった丁寧な言い回しも使われています。さらに丁寧な言い方として「You’re very welcome.」という表現もあるようですが、日常会話の中ではあまり頻繁には使われていないようです。

日本語の「どういたしまして」は相手からの感謝に対して「感謝されるほどのことではありませんよ」と意味合いを含んでいます。それに対して英語の「You’re welcome.(どういたしまして)」の言葉には「気にしなくていいですよ」といった意味持っています。このように意味合いの違いから日本語と英語での返す言葉が変わってくるようです。

実際に弊社CUBEでは、英語でお電話をいただいた際にご伝言を承ることがあります。その際も相手の方が「Thank you.」と仰ってくださるのですが、そういったときには「You’re welcome.」や「That’s ok.」と返しています。

丁寧に応対させていただくことはもちろんですが、より自然な応対になるよう、これからも応対技術の向上に努めてまいります。今後ともCUBE電話代行サービスをどうぞよろしくお願いいたします。

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