みなさま、こんにちは。
さて、私は受電業務を行っているので、最近は滑舌についてよく考えます。
例えば『ツ』と『フ』や『シ』と『フィ』など紛らわしいものが特に間違いやすく、滑舌が悪いと聞き取りが難しくなります。
お客様の名前を復唱確認する際、こちらの滑舌が悪いと正しいお聞き取りができない場合がありますので、注意しなければなりません。
そこで今回は、滑舌が悪くなるのはなぜか原因から調べてみました。
いろいろなサイトでその要因を調べると、元々の歯並びや骨格なども関係がありますが、一般的には筋肉、呼吸、姿勢、発声などが原因だと挙げられています。
まず『筋肉』ですが、舌の筋肉が衰えると、ハキハキした声がでないそうです。
どの行が言いづらいのかが分かると、舌のどの部分を動かすのが苦手なのかも判別できます。
舌の先端から根本にかけて順番に、下の先端部分の筋肉が『さ行』、次に『た行』、『ら行』、『な行』、舌の根本部分の筋肉が『か行』という具合です。
滑舌が悪い行があるとすれば、上記の舌の部分の筋肉が衰えているということですので、普段から人と会話する機会を増やし、筋肉を鍛えておく必要があると感じました。
次に『呼吸』についてですが、普段から口呼吸をしていると、常に口が開いてしまうので問題です。そのような状況が続くと舌が緩んでしまい、舌の筋肉が使われずに滑舌が悪くなってしまいます。
また息を吐く量も関係があります。
例えば、さ行は他の行よりも強く息を吐かなければうまく出ないそうです。
さ行が苦手な方は、息を吐く量を意識して取り組むと滑舌が改善されるかもしれません。
そして『姿勢』も滑舌に影響を与えています。
例えば、猫背でカラダが丸まっていたり、うつ向きがちで姿勢が悪いと声の通りが悪くなり、その結果、口が回らなくなるそうです。このような姿勢は無意識にやってしまいがちなので注意が必要だと思いました。
また『発声』についてですが、口の開け方はアイウエオそれぞれ口の開け方が違いますので、いろんな行を発声していないと、舌が回らなくなってしまうそうです。
日頃から、まんべんなく言葉を発声する必要がありますので、アイウエオなど母音の発音やアカサタナ等の行別の練習はとても効果的だと改めて感じました。
これからは、これらの滑舌が悪くなる原因になるような行動をしないように意識し、発声練習により力を入れていこうと思います。