先日、コミュニケーション研修を受講し、リフレーミングについて学びました。
リフレーミングとは、物事の枠組みを変えることをいいます。何事も捉え方次第であり、たとえ悪い状況でも良い風に捉えることで、人生の様々な出来事をプラスに変えることができます。
今回は、このリフレーミングを用いた2つのワークを行いました。
1つ目は、自分の嫌な所をいくつか挙げて、それを同じグループの人にリフレーミングしてもらうというものです。
例えば、短所として頑固なところを挙げた場合、これをリフレーミングすると「自分をしっかり持っている」、「芯がしっかりしている」という解釈に置き換えられます。
私は「気にしすぎてしまうこと」と「飽きっぽい性格」を挙げました。この2つを同じグループのメンバーにリフレーミングしてもらったところ、前者は「真面目な人である」、「周りのことをよく見ている」になり、後者は「たくさんのことに興味が持てる」、「好奇心旺盛である」という表現になりました。自分では嫌なところと思っていたため、悪い方にしか解釈ができていませんでしたが、自分以外の人から良い風に捉えて言ってもらうことで、なんだか前向きな気持ちになれました。
2つ目は、自分の身近な人の苦手なところ、あるいは苦手な人を挙げ、研修受講者全員からリフレーミングしてもらうというワークをしました。
例えば、どんな人が苦手かで「優柔不断な人」を挙げたとしたら、リフレーミングをすると「何事も慎重に物事を考える人ですね」等の捉え方になります。
私は「自分勝手な人」を挙げたところ、「自分の意見がしっかりとある人ですね」、「自分の感情に正直な人ですね」等の言葉をかけてもらいました。
この人のここが嫌だ、こんな人は苦手、だと感じていても、捉え方一つで心が広くなる気がして、すっきりとした気分になることができました。
今回の研修で学んだリフレーミングを活かして、業務上で失敗した時や緊張した時のマインドコントロールに活かしたいと思いました。
慎重に取り組んでいても、ミスをしてしまうことは誰にでもあります。
そんな時に反省は必要ですが、落ち込み続けるのではなく、そのミスによってどんなことを新たに学べたか、次はどうするかを前向きに考えていきたいと思います。
マインドコントロールが出来るようになることで、日々前向きな気持ちで業務に取り組めるようこれからも精進してまいります。