寒さが一段と厳しくなってまいりました。
早いもので、私もCUBEに入社してから三ヶ月が経とうとしています。
覚えることもたくさんあり、毎日があっという間に過ぎていきますが、私が受電をし始めたころ、一番苦労したことは正しい敬語で話すということでした。

私は前職が接客の仕事だった為か、とてもフランクに話す癖があり、間違った敬語が身に付いてしまっていました。例えば、「伝えます」という言葉ですが、私達がお電話口の方に言う時は「申し伝えます」と言うのが正しい言い方です。この言葉は、私達は一日におそらく何百回と使っていますが、正直この仕事に就くまで聞いたこともありませんでした。はじめは、なかなかこの言葉が出てこず、つい「お伝えします」と言ってしまっていました。

そしてもう一つ、「そうですか」という言葉がありますが、これは「さようでございますか」と言うのが正しい言い方になります。この言葉も直すのにとても苦労しました。「さようでございますか」に関しては、前職でも接客マニュアルに載ってはいましたが、実際お客様と話すときに使ったことはほぼありませんでした。その為、今の電話代行の仕事でもなかなか癖が直らず「そうなんですね」と言ってしまうことが多かったです。

この他にも、間違って身に付いてしまっている言葉使いがたくさんあり、正しく直す為に付箋に書き、受電中に自分の目が行く所に張り付けました。先輩からも何度もご指摘していただき、毎日の受電の積み重ねでやっと身に付いてきたように思います。
その証拠に、先日食事に行った時のことです。注文時に「~ありますか。」とお店の方に聞いたところ、「すみません。~は無いです。」と言われました。その時に私の口からとっさに出た言葉は、「さようでございますか」だったのです。フランクな食事で場違いな言葉だった為、周りの方には笑われてしまいましたが、無意識にその言葉が出た自分に驚いてしまいました。しかし、それだけしっかり身に付いたということだと思いました。

電話代行のお仕事では、お電話口の方に失礼の無いよう正しい言葉使いと正しい敬語を使わないといけません。身に付けるのは少々大変ですが、今後の自分の人生の中で無駄になることは決してなく、むしろ必ず役に立つことです。
これからもたくさんの知識を身に付け、お客様のお役に立てるよう精進してまいります。

株式会社 大阪エルシーセンター CUBE電話代行サービスグループ
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