日ごとに秋の深まりを感じる季節になりましたね。
冬がだんだんと近づいてまいりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私ごとですが季節の変わり目とうことで、お部屋の模様替えをしました。物の位置を変えただけなのですが、不思議と違う空間にいるような感覚になるので、空間の与える影響は大きいなと感じています。
さて、最近のことですが、私たちの部署に新人さんが数名入られました。皆さん英語で応対もでき、積極的にお電話を受けていただいています。その分、英語の電話がまわってくる確率が減ってしまうのですが、日常生活ではほとんど英語を使う機会がないため少し寂しいような気もします。とはいえ新人さんたちの成長は嬉しいものですね。それぞれに教育担当がついており、私が関わる機会はそう多くはないのですが、電話応対を聞いていると日々成長を感じます。
そんな新人さんたちの応対を聞いて改めて感じるのは「慣れることも大切だが、初心も忘れるべきではない」ということです。そもそも、能役者・世阿弥が残した「風姿花伝」では、初心とは「初めに戻る」ことではなく、前よりもさらに高みを目指すことであるという意が説かれています。
入社当初、右も左も分からない状態だったときは、何よりも「丁寧にお電話を受け、正確に報告する」ことを第一に考えていました。もちろん、今でも大切にしているモットーですが、繰り返しお電話を受けることで、上記に加え「よりスムーズに応対するスキル」も身に着けていきます。
英語でのお問合せも日本語のお電話と同様ですが、慣れてくるとお電話のパターンが分かるようになります。相手がこうおっしゃるだろうから私はこう言おう、といったシミュレーションのようなものです。もちろん、様々な表現を使われる方がいらっしゃって、希望される内容もお一人お一人違うため、それぞれに合った応対をしなければなりません。
幅広い業種の方がご契約くださっているため、今まで私がお話しをしたことが無いような方からもお問合せをいただくことがあり、慣れるのに時間がかかったのを覚えています。半年以上経った今では、営業のお電話やクレームなど様々な応対方法が身についてきました。仕事に慣れ、気持ちが緩んできたときこそ、初心にかえり、さらに成長する機会なのかもしれません。
新人さんたちの見本となるべく、初心を忘れずに、さらに応対力を向上できるよう臨んでいこうと思います。引き続きCUBE電話代行サービスをよろしくお願いいたします。