大阪府北部を襲った震度6の地震から、早1週間が経ちました。
私事ながら震度6もの揺れを感じたのは初めてで、とても不安になってしまいました。

当日は交通機関の麻痺により弊社CUBEでもスタッフが出勤できず、またお電話が非常に繋がりづらい状況が続き、沢山のお客様にご迷惑をおかけいたしました。幸い、翌日には通常通りの電話代行サービスを再開することができました。

皆様が大変な思いをされていらっしゃる中、私たちを気遣ってくださる温かな励ましのご連絡をお客様よりいただきました。
皆様のお心遣いに改めてお詫びと御礼を申し上げます。
また、まだ避難所にいらっしゃる方々におかれましては、一日も早く日常に戻れるよう、お祈り申し上げます。

さて、地震大国とも呼ばれる日本では、年間2000件を超える大小の地震が観測されています。
年々外国人観光客が増え続ける中、非常時の観光客向けの対策も必要になってきますね。

最近では、4ヶ国語に対応した緊急事態時アナウンスが流れるエレベーターがあるようです。
緊急時に馴染みのない言語が流れても不安をあおってしまうだけなので、母国語で事態を説明してもらえると少しでも安心しますね。

とはいえ、海外旅行中に自然災害に遭う可能性も否めません。
そんな時にどう行動すればよいのか、最低限の予備知識を身につけておきましょう。

①大使館に安否を連絡する
3か月以上の滞在する場合は必ず在留届を提出するため、緊急事態時には安否確認の連絡が入ります。しかし短期旅行者の場合は把握が困難なので、自らで無事であることを連絡してください。
また、大使館は自然災害以外にも盗難に遭ったり、病気になったときなど、様々な相談に応じて、日本語で解決策について考えてくれます。

②安全な場所に避難する
第一候補はやはり大使館です。しかし、大半の大使館は首都にあるので遠方に行っている場合は無理をせず、信頼できる人や日頃出入りしている施設に集まるようにしましょう。
また、余震や他の犯罪に巻き込まれる恐れもあるので、避難後はむやみに出歩かないようにしましょう。

③正しい情報の取捨選択
ネットや電話がつながらなくなると、どうしても情報不足に陥ります。友人や親しい人たちの安否も気になるところでしょう。しかし、被災地では「情報を取り入れすぎると危険」であることも事実です。

日常では経験しえない状況に身をおくことで、精神がかなり不安定になります。正しい判断ができないことに自分自身でも気づくことが難しいです。
不安を煽る情報やデマも多く流れるので、流されないように心を強く持ちましょう。

引き続き、関西を中心に余震への注意が必要ですが、備えあれば患いなしとも言います。
必要な情報を身に着け、万が一の状況に備えてください!

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