季節の移り変わりの早さに驚くばかりです。
そろそろ衣替えの時期でしょうか。
皆さまはもう衣替えは済ませていらっしゃいますか。
ところで何かを選ぶとき、皆さまはどこを重要視していますか?
モノによって違ってくる…という方ももちろんいらっしゃると思います。
ですが、実は選ぶ基準というのが、それぞれ人によって決まっているのだそうです。
その基準というのは大きくこの4つに分けられます。
・視覚
・聴覚
・身体感覚
・内部対話
人はこの4つのうちどれかを優先して選択をしているそうです。
視覚・聴覚を優先する人というのはわかりやすいかと思います。
視覚の人なら色・形など、目で見てわかる情報で好みのものを選ぶ人です。
聴覚の人なら音です。
これはスピーカーなどのオーディオ機器のみに限らず、そのものが発する音や、またその場の環境音、人の声のテンポやトーンに影響を受けるそうです。
次に、身体感覚ですが、これは手触りや温度、重さ、におい、食感、味、全体的な快適さなど、視覚と聴覚を除く感覚のことです。
そして内部対話ですが、これはデータのことです。
どういう機能があるのか、どこでどう作られたものなのか、素材は何か、過去の数字はどうだったのか、感覚的なものよりも情報を優先する人です。
いかがでしょうか?
皆さまの中にも、心当たりのある方はいらっしゃいましたか?
私は視覚優先のようで、色違いのものや同じ機能のものが並んでいたら、一番目を引く色・好きな形のものを選んでしまう傾向にあります。
コミュニケーションにおいて、相手が何を優先して選択しているのかを見極めると、今まで会話がかみ合わなかった人ともスムーズなやりとりができることがあります。
例えば、何かを質問されたときに、視覚や聴覚など、どの情報を知りたがっているかを見極めることで、その人が何を優先するタイプなのかがわかります。
何かを宣伝するようなお仕事をされている方であれば、その人に合わせて、商品の画像を見せる、話し方を意識する、実際に商品に触れてもらう、商品のスペックや売り上げのデータを見てもらうなどの対応をするとより良いかもしれませんね。
電話代行の仕事でもこれを応用することができ、その人に合った話し方をすれば、話に対してより深く理解でき、ご納得をして頂けます。
皆さまも一度実践してみてはいかがでしょうか。