皆さま、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
私も電話代行のお仕事に就いてから気が付けば1年が経過致しました。
私の母も若い頃に証券会社の電話交換室に勤めており、親子そろって電話の仕事に就く事になるとはおもしろいなと母と話しておりました。
そんな母も電話代行という仕事が気になるようで「こんな仕事内容だよ」と説明をすると時代はものすごく変わったんだねと言います。
私も“電話交換”という言葉は耳にしたことがありますが、どういうことだろうと思っていたので、電話交換室について母に聞いてみました。
ご存知の方にはつまらない内容になってしまいますが、ぜひ電話の歴史の一つとしてご紹介させて下さい。
余談ですが、小説などで「交換台か」と電話口に話すシーンで交換台ってなんだろうと実は思っていました。このように消えていく言葉も多いのですね。ネットニュースでずいぶん前に見かけたのですが、若い人は「巻き戻す」という言葉の意味が分からないとありました。音楽や映画を視聴していて見逃した部分を「巻き戻す」と表現している方もいらっしゃると思いますが、若い人からすると「何を巻くの?」となるようです。最近はテープ状の記録媒体を使うことが無くなった為でしょうか。チャンネルを回す、という表現も同様です。このようなお話を見ると時代の流れを感じます。
さてお話は戻りまして、電話交換についてですが、昔の電話は代表番号のみで、会社にかけた電話は全て電話交換室と呼ばれるところに繋がります。電話に出た交換手に用件を告げてその部署に内線をつないでもらい話すというのが一連の流れです。
電話交換台はイメージとしてはイヤホンジャックのような穴がたくさんある機械で、電話に出るときは、かかってきた回線に電話線を差し込んで応対し、内線を繋ぐときはその電話線のもう一端の端子をその部署の穴に差し込んで電話をつないでいたそうです。
新人の頃は電話線が集中する部署で、線を絡めてしまい抜けてしまったり、通話中なのに気が付かずに線を抜いてしまったりしたそうです。ベテランとなれば一度に何本もの線を同時進行で処理していたそうです。
電話は一人一台所持し、メールやSNS等が発達した現在の状況からは想像しにくい世界ですが、ビジネスでの電話というのはアナログかデジタルかの違いだけで今も昔もほとんど変わりはないと思います。
最近ではメール等文字情報でのみ用件をやり取りするという場合もあります。ですが、電話の長所はなんといっても即時性があるという所です。至急で伝える内容をメールで打つより手間もかからず、電話で話すだけですぐ用件も終了します。
どれだけ機器が進化しても電話はきっと無くならないのかもしれないと思いました。
電話でのやりとりは確かに時間を拘束されがちです。ぜひ弊社のサービスをご利用頂き、時間を効率よくお使いいただけたらと思います。