先日、私物の資料の整理をしていたところ、キャリアコンサルタントの方との面談時に使用した自分なりのメモが出て参りました。
私なりの個人的な仕事への姿勢にはなりますが、ぜひお話させて頂けたらと思います。
以前に人から聞いて影響を受けたお話になりますが、人の意識は何もせずに放っておくと水と一緒で下に向かって行ってしまうそうです。
それを聞いてから仕事への姿勢も同じなのかもしれないと思いましたので、目標をきちんと設定し、小さな事でも達成感を持って仕事を終えられるようにしております。
中長期的な目標はもちろん常に頭にあるのですが、日々大きな目標だけを目指していると、どうしてもしんどいなと感じることもあります。挫けそうになると意識が下に向いてしまい、また元の状態に戻るまでが辛くなってしまいますし、それ自体もストレスになってしまいます。
できなかった事の反省は大事ですが、落ち込みすぎないことも重要かなと考えています。落ち込みすぎると注意散漫になり、新たなミスを呼び込んでしまうからです。
このお仕事ではいつお電話を頂いても毎回きちんと気持ちをリセットして次のお電話に備える必要があります。
いつでも笑声での対応をできるように心がけていますが、精神面を体から変える事も出来るので、どうしても心を整えられない時は体から意識を変えます。便利なのでぜひご活用いただけたらと思います。
体の部位で「丹田(たんでん)」という場所があります。意識が丹田にあると落ち着いている、リラックスした状態になると言われております。心を整える時は意識を丹田に持ってくるようにしております。
丹田の場所は、大体になりますが、おへそから5センチ下、そこから体の内側にさらに5センチ奥の場所にあります。体幹トレーニングやヨガでも意識をするように言われる場所の為、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
心が静まっているとき、落ち着いているとき、私たちの意識は下腹の方にあるそうです。ですが、意識が頭の方に来てしまう事もあります。例えば、日本語では怒ることを「頭にくる」といいます。緊張することを「あがる」ともいいます。このような事から、落ち着きたい時は意識を下腹部にもってくると有効のようです。
電話をひっきりなしに出ておりますと中にはお怒りのお電話もあり、稀ですが涙ぐんでしまわれるお客様もいらっしゃいます。
その時のお客様の気持ちに引きずられることなく常に笑声で対応するには、お電話を切った時、またお電話に出た時にはリセットできるように常に調整が必要です。
深呼吸で治らないときはぜひこの丹田を活用してみてくださいませ。落ち着いてお仕事に戻ることが出来るかもしれません。