皆様、こんにちは!毎日、本当に寒いですね。朝布団からでるのが億劫になってしまう季節です。寒いのは苦手なので、早く春になってほしいと願うばかりです。
さて、毎電話をお取りするお仕事をしていると、正確なお聞き取りをすることの難しさに直面します。
もちろん、お名前・電話番号・用件などお聞き取りの項目は多種多様にあります。その中でも特に難しいと感じるのがアルファベットのお聞き取りです。メールアドレスのお聞き取りが必要なクライアント、外国人の方からのお電話の場合は聞き取りが難しければ正確に聞き取る為にアルファベットでお聞き取りすることもしばしばあります。
アルファベットの中だとNとM、Qと9、EとT、BとVなど、電話だと聞き取りにくいものがいくつかあります。
その際に用いられるのが「フォネティックコード」と呼ばれる通話表です。フォネティックコードの歴史は古く、軍事用、通信電話会社用、航空用などいくつかの種類がありましたが、戦後、国際電気通信連合により現在の基本形に統一されました。
ただ、正式なフォネティックコードを見てみると、日本人には馴染みの少ないものが多く、なかなかお電話で用いても分かりにくいと思います。例えば、Qの確認をする時に「ケベック(QUEBEC)のQですか?」と言われてもピンとくる人の方が少ないと思います。その際は良く使われる慣用のものを用います。たとえば「クィーン(QUEEN)のQですか?」と聞いた方がピンときやすいのではないでしょうか。
その他にも「ニッポンのNですか?」、「マクドナルドのMですか?」等が挙げられます。こちらは日本オリジナルかもしれませんが、「パナソニックのPですか?」、「東芝のTですか?」等、日本人であれば耳にしたことのある企業名を出すのも1つの手かもしれません。
このようにお電話でアルファベットのお聞き取りする際にはフォネティックコードを使うと双方の意思疎通が明確となり、お互いの伝わらない時のストレスが軽減されます。
世界共通のフォスティックコードはありますが、普段お電話で用いる際は身近な分かりやすいものに置き換えるようにすると尚いいと思います。
皆様もお電話でアドレス等を伝える機会があった際は参考にされてみてはいかがでしょうか。