会話とは、二人以上の人数で互いに話を聞いたり話したりして、共通の話を進める事と定義されています。
共通の話、つまりお互いに同じ話を共有できなければなりません。
大げさな言い方になってしまいますが、そもそも使用言語が異なれば会話にはなりませんし、言葉が通じていてもお互いに内容を理解できなければ会話と言えるかは難しいところだと思います。
日常会話であっても耳馴染みのない言葉の聞き取りは難しいと感じます。
個人的にそれがお電話ともなると特にそう感じてしまいます。また、耳馴染みがない言葉だけではなく、同音異義語という同じ発音なのに意味が違う言葉というものもたくさんあります。発音や会話の流れで判別をつけるにしても、そもそもの単語を知らなければ速やかに理解する事が難しいですし、食い違ったまま話が進んでしまう事もあります。
余談にはなりますが、日本語において現状、最も同音異義語が多いとされる熟語は「こうしょう」だそうです。
交渉、高尚、公証等々…現在の広辞苑では50もの見出しがあるそうです。
弊社CUBE電話代行サービスでは、毎日多種多様な業務の取り扱いをなさる方々へのお電話がございます。そのため、各種各業界での専門用語や日常的に交わされている言葉などもたくさんございます。
勿論、それらを理解していて当然とお電話口のお客様は思われますので、聞き取りがあまりスムーズに出来なければ、お客様に不信感を与えてしまうことになります。
不信感を与えてしまうと、会話の流れは止まり、お客様の本来のご要望を掴みかねてしまい、クライアント様にとって大事なお客様の信用を失う、新規のお客様を逃すといった事にもなりかねません。
せっかくお電話をくださっている方々に気持ち良くお電話を切っていただく、またはお電話をお繋ぎするのが私たち電話代行スタッフの務めです。
そのためによくお聞きする専門用語の意味や活用方法を調べたり、お客様の業界で一般的に使われているような用語なども調べたりしています。
よくお聞きするという事は多種多様な方々の触りの部分に触れているだけだとは思うのですが、言葉が増えるという事はその分だけ知識が増えるという事です。そのため、おかげさまで自分の世界も少し広がったように思えます。
“小さなことからコツコツと”
正確で安心感を与える電話応対ができるように今後も心がけたいと思います。