弊社CUBE電話代行サービスでは、『ヘッドセット』と呼ばれる器具をつけて毎日、受電業務を行っています。
ただその影響なのか、最近耳が悪くなったような、聞こえにくい気がしています。
今後の受電業務に支障が出てこないか心配になったので、今回は「耳」について調べてみました。
調べていく中で「ヘッドフォン難聴」、「イヤホン難聴」という言葉があることを知りました。
これは音響外傷と呼ばれる難聴のひとつで、
ヘッドフォンやイヤホンで毎日のように長時間、音楽を聴いていることが原因で起こる難聴です。
大きな音量や周波数が高い音ほど耳への負担が大きいようですが、
そうでなくても、長時間音楽を聴き続ければ、耳が休まる暇がなく疲れてしまいます。
通常であれば、音は空気中で伝わる間に弱まるようなのですが、
ヘッドフォンやイヤホンは、音がほぼ直接耳に届くことになるため、その分耳への負担も大きくなってしまうのです。
また、具体的な数値を音量の定義「dB(デジベル)」であげてみると、
90dBであれば8時間以上、95dBであれば4時間以上危険なようです。
90dBとは、工場での激しい音などが該当し、うるさくて我慢できない程度がこれらに当てはまります。
また、参考としてこれからの季節に出てくるセミの鳴き声は、70dBに当てはまります。
そんな音を8時間以上も聞いていれば、耳への大きな負担になることは簡単に想像できますよね。
更に難聴の主な症状として、音楽を聴いているとき、
もしくは聴いた後に耳鳴りがしたり、耳の痛みや頭痛が出てくることがあげられます。
また、耳が詰まる感覚や左右の聞こえ方が違うなどといった症状もあるようです。
最初に聴きづらくなるのは高音のときだけで、日常会話にはほとんど影響は出ないようですが、
症状が進行していくと日常会話へも支障が出てきてしまいます。
難聴の予防方法としては、遮音性が高いイヤホンを使用すると良いようです。
まわりの音を遮ることができれば、その分小さな音量でも十分に音を聞き取ることができるからです。
また、音楽を聴いた際にはその時間の3倍の休息をとることが必要であると言われているので、
音楽を長時間聞いた際は、特に耳を休めることを意識した方がよさそうですね。
いかがでしたでしょうか。
幸い、私は上記の症状は出ていないので、難聴にはなっていないようです。
ただ、普段から受電業務以外でも音楽を聴くことが多いので、
今後「耳」の休息についても意識していきたいと思います。
皆様も通勤時等、長時間音楽を聴く機会があれば、参考にしてみて下さい。