こんにちは。英語応対ブログの時間がやってきました。本ブログは著者自身に対する意識付け、あるいは復習のような内容になっておりますが、是非最後までお読みいただけますと幸いです。
英語らしい自然なイントネーションに必要とされる『stressed wordsとunstressed wordsのしくみ』を前回英語レッスンで学びました。日本語訳では『強調する単語』『強調しない単語』が近い意味になると思います。このしくみが感覚として身につくと、より伝わりやすい応対が可能となり、応対の質が上がりそうです。強調(stressed)する単語と、強調しない(unstressed)単語の組み合わせにより、英会話はやりとりされています。
<unstressed(強調せず)発声する単語>
・代名詞(I, your, it, them等)
・be動詞(is, was等)
・助動詞(will, can等)
・冠詞(the等)
・接続詞(and, or等)
・前置詞(to, in等)
<stressedで発声する(強調する)単語>
・名詞
・動詞
・否定の意味を持つ助動詞(don’t,can’t 等)
強調の仕方(ストレスの付け方)が感覚として馴染むと、ある文章が一見違う意味のように聞こえます。例文『I’ll ask her』を用いてみます。動詞askを強めに発音します。結果先程の例文は『Alaska』のように聞こえます。なお、あえて強い意志を表現する為、1つ1つの単語をはっきり言うケースもあるようです。
フォーマルな表現力(ビジネス応対力)を身につける以前の問題かもしれませんが、こちらを無視すると『日本語訛りの英語』となり、話し手の意思が伝わり辛いでしょう。Alaskaと聞こえることに違和感はありますが、ネイティブスピーキングに近づくためには割り切りと英語耳になる努力が必要です。
今ブログの話題は、思い返すと学生時代の英語学習の記憶が浮かびました。卒業後、実践の機会が少なくなり、英語力も伸び悩んでおりました。我々の母国語である日本語も、無意識に抑揚をつけて会話します。日頃の受電やレッスンを通じて、英語にもその感覚があることを実感しております。
正しい発音は大切です。しかし同時にこちらの気持ちを伝えるため、特に電話応対は相手の表情が見えないため、理解や同意を得ながらクロージングへ持っていかなければなりません。
英語レッスンも残り1回になりました。これまでの見直しと合わせて、過去の受電対応を振り返り、より自然なイントネーションで応対できるようになりたいです。前回取り上げた自己学習法(ブログ題名『トレーニング(自己流)』参照)も、抑揚を意識して取り組みたいと思います。より自然な会話は、数をこなし身体で覚えることが一番です。
次回ブログは4月に更新です。新年度スタートと同時に、お問い合わせ件数が増えることを期待しております。ご一読ありがとうございました。