私が初めて英語でお電話をしたのは前職での事でした。トイックの点数などを見込まれて採用されたのですが、実際に英語でお話する機会はあまりなく、とても不安でした。東南アジアの会社の方に挨拶をし、メールアドレスを教えてもらう為にかけるのですが、お互いにネイティブではない事や、内容も営業的な感じなので対応してもらえるのかどうか等、とても不安でした。

1週間ほど準備期間を設けてもらい、営業の方の仰る内容を一言一句書留めて暗記し、何度も練習しました。通じなかったらどうしよう、相手が言っていることがわからなかったらどうしようと心配は尽きませんでしたが、いつまでも練習ばかりしていられないので、ついに思い切って電話をかけました。

作ってもらったスクリプト通りに話は進み、先方もその会社のことを覚えていたので、メールアドレスの確認もスムーズにできました。その上、電話の後はメールを送るのですが、返信ももらえました。『ペーパーテストで得た知識だけでも話せた!!!!』と感動しました。(その後は緊張しすぎたためかお腹が痛くなってしまいましたが、、)

その後も毎日いろいろな会社にお電話をかけ、英語で話ができるのはうれしいし、楽しいと感じました。苦労したのは自動音声が流れて、ボタン操作を操作しなければならないことが何回かあった事と、ご担当者様が代わられていた際に、お名前を聞き取るのが難しかった事です。信じられないくらい長かったり、綴りと発音が違ったり、お名前の確認はハードルが高かったです。

その経験から、ある程度の知識があって、読み書きが出来ればお話しすることは可能と分かりました。言葉に詰まることや、聞き取れない言葉もたくさんありましたが、伝えたいと言う気持ちがあれば、先方も一生懸命聞いてくださったので、大切なのは言葉よりも気持ちであるとつくづく感じました。

余談ではありますが、たとえ英語であろうと内容が何であろうと、私はお電話でお話しをすることがとても好きだなあと思っていたところ、電話代行と言う仕事があると知り、CUBE電話代行に転職しました。今に至るまで電話代行はとても自分に合った仕事だと感じています。電話に出るのが苦手、と複数の友人が言っているので、誰もが電話を好きな訳では無いようです。自分に合った仕事に出会えてよかったです。
 
気持ちが大切とは言いましたが、気持ちだけでは伝わらない事もあるので、英語の勉強と電話のマナーをこれからも学んでいき、より一層良い対応が出来る様努力してまいります。最後までお読みいただきありがとうございました。

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