電話代行というお仕事にも徐々に慣れ、初めは毎回ドキドキしていた英語での受電もある程度スムーズにこなせるようになってきました。受電をする上で気づくことは、日本語でのお電話でも話す人によって話し方に特徴があるように、英語でのお電話でも人によって早口であったり、ノンネイティブの方からのお電話だと少し聞き取りにくい部分があったりと様々です。
また国際電話の場合、電波の状況等によりお声が遠くクリアに聞き取りづらいというケースもございます。しかし、どのようなお電話にでも対応出来てこそプロだと思うので、そうなれるよう日々勉強中です。
英語でのお電話の際、最近特に気をつけていることは発音とアクセントです。お電話口での対応になるので、よりネイティブに近い発音を心がけ、相手の方が聞き取りやすいようお話をしたいと思っています。英会話教室の中でも先生がおっしゃった後に、繰り返し声に出して言葉の繋げ方や発音・アクセントを勉強中です。
聞くだけでなく声に出すことで、自分の癖や苦手な部分を修正することが出来、先生やスタッフ間で話をすることで、どのような電話対応が難しいと感じ、そのお電話があった際にどういう対応をすればベストなのかなども学んでいます。
なかなか文字にすると伝わりにくいかもしれませんが、例えば“May I place you on hold?”⇒“一旦保留にさせていただいてもよろしいでしょうか”と言う場合、【place】と【hold】にアクセントを置きます。もう一例挙げますと、“Can I help you with anything else today?”⇒“本日は他に何か出来ることはございますか“という場合【Can】・【help】・【else】にアクセントを置きます。このように文章の中でも特に重要な部分の単語を強調して話すと、相手に伝わりやすくなるのです。
また、“Could I”は“クッド・アイ”ではなく“クダイ”・“Would you”は“ウッド・ユー”ではなく“ウッジャ”のように繋げて発音すると、よりネイティブに近くなり聞き取りやすくなります。一見その言い方で通じるの?と思いましたが、せっかく正しい文章でお話をしても発音やアクセントが間違っていると、相手の方に違和感を与えてしまうので、そうならないよう注意していきたいです。
英会話教室の場以外でもよりプロフェッショナルな電話対応を身につけるために日本語・英語に関わらず、スタッフ間で言い方や話し方を都度確認・改善し、質の高いサービスをお客様にご提供出来るよう努めています。