先日のコミュニケーション研修で、挨拶の重要性について学びました。
挨拶は相手に対してだけではなく、自分自身の気持ちの切り替えにもなる、という事を学びました。
研修の際に、実際に声を出し、お辞儀をして挨拶をしたのですが、やはり相手の目を見て、ちゃんとお辞儀をしよう、と思うと自然と背筋が伸びました。それと同時に気持ちも引き締まりました。
電話応対の場合は、相手の目を見るという事は出来ませんが、目の前に相手がいる事をイメージして、背筋を伸ばしながら第一声を言うようにしよう、と思いました。
複数名でお辞儀を揃える、という事もしましたが、これがなかなか難しかったです。
しかし、やはりきちんとお辞儀が揃うと見ていて気持ちがいいものですし、印象もとても良いものでした。
挨拶には、「声の表情」もとても大切だと思います。
朝ですと、やはり明るい声で「おはようございます」と伝えると、とても気持ちがいいですよね。言われた方も、発した方も気分がいいものです。
電話代行としてお電話に出る場合、「ありがとうございます。○○会社でございます。」とご対応させて頂く事が非常に多くあります。この言葉も、ただ読み上げていては、相手にも「読んでいるだけで気持ちがない」と伝わってしまってしまう事になると思います。
日々たくさんのお電話に出させて頂く中で、「ありがとうございます。」という言葉は、一番多く発していると思います。
常に「ありがとうございます。」の言葉の意味をイメージし、1つ1つの電話に対して自分自身の気持ちの切り替えを行っていきたい、と感じました。
私はお電話に出る際、特に第一声の挨拶を大切にしています。ご新規でお電話を頂くお客様については、「どんな会社だろう」と不安なお気持ちがある方もいらっしゃると思うので、特に第一声が大切だと思います。
ですが、ただただ明るく元気に出ればいいという訳ではありません。私は基本、明るく丁寧に、をモットーに受電していますが、入社したばかりの事、先輩に「法律事務所はカチッとした印象が求められるから、それを意識して対応するように」とご指導頂いた事がございます。会社によって応対を考えてなくてはいけない、という事をその時学びました。
また、クライアント様によっては「ゆっくり優しく名乗ってほしい」や「事務的な感じで、『お電話ありがとうございます』は言わないで欲しい」などとご要望を頂いている方もいらっしゃいます。
クライアント様のご指示を意識し、言葉の意味をイメージしながら、今まで以上に挨拶を大切にしていきたいと思いました。