早いもので、入社してもうすぐ半年が経とうとしています。
徐々に電話対応にも慣れてきましたが、今回は、電話対応以外にも、挨拶の基本を見直してみました。
人と人とが出会ってまずすることは挨拶です。明るくハキハキとして挨拶をされて、嫌な気がする人はまずはいないでしょう。挨拶は人の心を開くカギのようなものです。相手がする前にする習慣を身につけたいものです。
そんなのできていると思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実際にできているのと、そう思い込んでいるのとでは雲泥の差です。私自身も、その日の体調等によってはできていないことがあると自覚があります。
している「つもり」をなくすには、鏡でチェックしたり、上司や先輩に見てもらったりすると、案外できてないことに気付くかもしれません。基本の挨拶の仕方を調べましたのでご紹介致します。
(1) まず、相手の目を見て、軽く微笑みを浮かべる
(2) 明るくハキハキと「挨拶」をする。
(3) 腰から折ってお辞儀をし、頭を下したところでいったん止まる
(4) ゆっくりと起き上がって、再び相手の目を見る
ポイントは3つです。まず「表情」と「声」、そして日本の美しい文化である「お辞儀」の仕草になります。
表情はまずやわらかく、笑顔が望ましいそうです。挨拶は相手に敵意を持っていないというシグナルでもあり、仏頂面だったり、目をそらした状態で挨拶をしては逆に敵意を表すことになりかねません。
笑っているつもりで「コワイ」といわれる人は、目が笑っていないことが多いです。尚、相手の目を見るのがマナーですが、あまりにじっと見つめるのはかえって、相手の居心地を悪くしてしまいます。
そして声は、若干トーンを上げて、明るくハキハキと、大声である必要はないと思いますが、もごもごと相手に届かないような声では、元気がない、人間関係が希薄ととられてしまいます。
そして最も難しいのが「お辞儀」の仕方です。私自身も時に分らなくなるのですが、お辞儀の種類はさまざまで、その深さで儀礼的な意味合いが強まります。それぞれの種類と該当するシチュエーションを理解し、使い分けられるようになりたいと思います。また、心をこめて潔く行うことも挨拶には必要です。
15度 ・・会釈:略式のお辞儀で、親しい人や狭いところ、動きがある時などに
30度 ・・ 敬礼:一般的な挨拶で、送迎時などに
45度 ・・ 最敬礼:より丁寧な挨拶で、お礼や謝罪などに
基本的には「語先後礼」で言葉を先に言って、それからお辞儀をします。動作を区切り、頭をすっと下げたら、下げた状態で一拍停止し、ゆっくりと上げる。この動作を区切ると相手は「お辞儀をしてもらった」と感じられるそうです。なお、たくさんのお客様に接するときや、動きながら行わざるを得ない時、会釈のときなどは、言葉を発しつつお辞儀をする「同時礼」でも構いません。
明日は実際に挨拶をする際のシュミレーションです