皆さんは外国の方とお話をされる時、どこまで「相手の方の背景」を意識していますか。
外国の方は自国の文化・習慣がありさまざまな背景を持っているので、
話を広げる時にどこまでがセーフゾーンなのか、一度気になってしまうと
会話自体に難しさを感じる方もおられるのではないでしょうか。
例えば国籍、職業、社会情勢…など、話のテーマについては聞き手側
(または話が聞こえる範囲にいる外国人)の背景まで配慮するのは
ビジネスシーンにとっては必要な事ですよね。
話のテーマに限らず、使う英語も相手に合わせて英単語や言い回しを考える必要はありますが、
今回は、受け取る側によっては意外にも失礼と感じてしまう英単語の一部をご紹介します。
その単語とは、「外国人」を意味する”foreigner”(フォーリナー)です。
もちろん英字新聞などの公のメディアでは、foreignerという単語が使われていますので
差別用語ではないですが、使うシチュエーションに注意する必要があります。
この「foreigner」を「当人(外国人)の前」では使わない方が賢明です。
この言葉を使うと外国の方は「よそ者扱いをされている」と感じる方が少なくないのです。
その方の国籍が分かればその単語(例えばカナダ人であればCanadian)を使った方がいいです。
但し、国籍がわからない場合もありますので、その時に「外国人」を
どんな英語で言えば失礼にあたらないかをご紹介します。
それは、expat(エクスパット)という単語で、同じく「外国人」を表す単語です。
この言葉はとてもスマートで、ネイティブスピーカーにも印象が良いです。
(発音はpaがアクセントの位置です)
正式な単語表記はexpatriate(「エクスパトゥリエット」、あるいは 「エクスペイトゥリエット」)ですが、expat(エクスパット)で十分通じます。是非使ってみてください!
言葉は、受け取る側にとってどう感じるかはさまざまですので今回のテーマは大変難しいと思いますが、
相手のバックボーンを配慮する「意識」を持つだけでも
コミュニケーションが潤滑になっていくのではないかと思います。
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