サラリーマンからの起業で準備しておくべきこと5個

サラリーマンから起業して成功した人はたくさんいますが、当然、失敗を経験した人も数多くいます。
同じ失敗を繰り返さないためにも、先人たちの失敗から学ぶことはとても有意義です。
先人たちの失敗から学ぶべき、準備しておくべき5つのことをまとめましたので、これから起業する方はぜひ参考にしていただければと思います。

なぜサラリーマンをやめてまで起業したいのか?

大企業のサラリーマンでもリストラの憂き目に合う時代ですが、毎月安定したお給料をもらえる安心感があります。
サラリーマンをやめて起業してもすぐに収入を得られるとは限りませんし、何年かは赤字続きで苦労するかもしれません。

そうしたリスクをとってまで起業するのは、会社のシガラミに囚われず、やりたいことが出来るからであったり、成功者に対する憧れや自由な生活への憧れがあるからでしょう。
もちろん、目標は大事ですし、起業のモチベーションになります。

しかし、起業する前になぜサラリーマンをやめてまで起業するのか、本当に安定した生活を捨てて起業という道を選択するべきなのか、今一度じっくり自問自答してみてください。安易な起業でも、一発屋的な成功は有り得ます。しかし、5~10年と考えると、当たり前のようにサラリーマンよりも浮き沈みが大きいです。最悪の状況を考慮しても、やっぱり起業したいと強く思ったなら、それが答えだと思います。

起業した人は、みんな何かしら失敗している?

起業する前からこんなことを言うのも気が引けますが、必ずしも起業が成功するとは限りません。
最初からうまくいく人もいれば、そうでない人もいます。
逆にスタートが良くてもそれから躓いてしまう人もいますし、スタートで転んでもそれをバネにして這い上がる人もいるので、結局は自分次第です。

今成功している人も、起業した人はみんな何かしら失敗を経験して成功を掴んでいます。
できれば起業前に知っておきたかったなぁと思うことも多いはずです。
そんな、先人たちの失敗を学ぶことができるのは、後から起業した人の特権ともいえます。
そして、思いつく限りの失敗を事前に回避して、早く成功する可能性を高めましょう。

先人たちから学ぶ、準備しておくべきこと5個

起業前に準備しておくこと

準備(1)退職前に急いで人脈づくりするのでは遅い

在職中に人脈づくりはできますが、退職前に急いでやることはおすすめしません。
有益な人脈をつくれる可能性もゼロではありませんが、退職前にバタバタと人脈づくりをしても所詮は付け焼き刃です。
相手との信頼関係が構築されることはなかなかないでしょう。

信頼関係は、一朝一夕で築けるものではありません。普段から、人との付き合い方を大切にしてください。そういう付き合いは、起業する起業しない関係なく、あなたの人生を豊かにします。
確かに個人事業では、築くのが難しい人脈もありますので、在職中から可能な限りのことをしておきましょう。

準備(2)スキルを磨く

会社にはいろいろなスキルを持った人がいるので、在職中にできるだけスキルを磨いておきましょう。
退職してからスキルを学ぼうと思ったらお金がかかりますし、時間にも追われるので勉強をするのも難しくなります。起業直後だけでなく、多くの方は、数年間多忙を極めます。様々な経験をしてスキルの吸収も多いですが、やはりスキルのアウトプットの方が圧倒的に多くなります。退職してから磨けばいいやと考えるのではなく、在職中に吸収できるだけ吸収しておくことをおすすめします。

準備(3)セミナーや交流会に参加するなら情報収集を

セミナーや交流会に参加することを否定しているわけではありません。
ただ闇雲に、いろいろなセミナーや交流会に参加するのはおすすめしません。

セミナーに参加するのはタダではありませんし、時間もとられます。
事業に役立つ有益な内容であったならその価値はありますが、数万円、ときには十何万円も支払ったのにほとんど役に立たなかった…という話もよく聞きます。

無駄に起業資金が減ってしまい、起業時の資金を圧迫しても意味がありません。また、人脈も同じです。多くの人に会うことが良いとも言い切れません。情報の多い時代です。自分にとって不必要な情報、間違った情報を持った方にお会いするかもしれません。自身の事業に悪影響を与えることもありえるのです。

セミナー=役立つと盲目的に信じるのではなく、自分にとって有益なセミナーでありそうかどうか、事前に情報収集をして参加するセミナーを絞るようにしましょう。

準備(4)信頼できる専門家を探す

起業すると税理士や会計士、司法書士といった専門家にお世話になる機会が増えます。
いわゆる士業という専門職の人とのつながりは、事業を行う上で非常に重要になります。

信頼できるかどうかは、実際に依頼したり一緒に仕事をしたりしてみないとわかりませんが、早めに信頼できる専門家を見つけておくと事業に専念しやすいです。
在職中からこの人なら安心して任せられるという専門家を探しておきましょう。

準備(5)クレジットカードを作っておく

サラリーマンは毎月安定したお給料が入ってくるという信用があるのでクレジットカードを作りやすいですが、個人事業主は収入が不安定であるためクレジットカードの審査に通りにくい傾向にあります。在職中にクレジットカードを作っておくと便利ですね。

個人事業主でも作れないことはないですし、法人用のクレジットカードもありますが、事業をスタートしたばかりで収入がほとんどない時期はまず作れないでしょう。
クレジットカードに頼り過ぎるのも危険ですが、上手に使えば資金繰りを良くすることもできるので、退職前にクレジットカードを作るかどうか考えてみてください。

まとめ

やってみないと成功するかわからないことはたくさんありますが、すでに先人が失敗を経験しているならそこから学ぶべきです。
自分で失敗を経験して成長することも大事ですが、失敗を回避できるにこしたことはありません。
起業するなら成功例だけを見るのではなく、失敗例からも学ぶ姿勢を持っておきましょう。

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