顧客のニーズを把握し、長期的で良好な関係を効率よく構築するには、顧客管理（CRM：Customer Relationship Management）ツールが便利です。
顧客管理をExcelで行うと、顧客数が増えるにつれて管理が煩雑になり、見たいデータをすぐに呼び出せないという不便さがあります。また、顧客数が多ければ多いほど、ミスが起こらないように気を配らなければなりません。
顧客管理ツールを活用すれば、こうしたストレスから解放されます。
今回は、顧客管理に便利な5つの顧客管理ツールをまとめましたので、導入検討時の参考にしてください。
【目次】
コスト負担が少ない「Zoho CRM」
出典：Zoho CRM
「Zoho CRM」は、中小企業向けのクラウド型顧客管理ツールです。
中小企業やスタートアップ企業の利用を意識して設計されており、専門知識がなくても操作できるようになっています。
月額1,440円から始められるためコスト負担が低く、無料プラン（データ件数上限25,000件まで）があるので試しやすいのが魅力です。
充実した機能が魅力の「Sales Cloud」
出典：Sales Cloud
「Sales Cloud」は、クラウド型の顧客管理・営業支援ツールです。
充実した機能が魅力で、顧客管理、案件管理、セールスパフォーマンス管理、見込み客管理、代理店・パートナー管理、マーケティング支援といった機能が利用できます。
カスタマイズ性に優れた「Microsoft Dynamics CRM」
「Microsoft Dynamics CRM 」は、マイクロソフトが提供しているクラウド型の顧客管理ソリューションです。
顧客情報と案件状況の一元管理が可能で、各部門の担当者が課題を共有できるように作られています。
カスタマイズ性に優れていて、業務内容や状況の変化に柔軟に対応できる顧客管理ツールです。
期間無制限で無料版が使える「フリーウェイ顧客管理」
出典：フリーウェイ顧客管理
直感的な操作で自社専用の顧客管理システムを構築できる顧客管理ソフトです。
無料版では3ユーザーとデータ共有が可能で、期間は無制限となっています。
ユーザー数、ストレージ容量などが増える有料版でも月額2,980円とリーズナブルです。
操作がしやすい「KREISEL」
出典：KREISEL
「KREISEL」は、顧客管理からメール配信、フォーム作成、サイト作成、問い合わせ管理までできるASP（SaaS / クラウド）型の顧客管理システムです。
専門知識がなくても操作できるように設計されているので、CRMの利用が初めての方でもすぐに使えると思います。
以上５つをご紹介させて頂きました。
はじめての導入の際に、一番気を付ける点は、複雑なものを良さそうと思って使わないことが大事です。数週間で結果が出るものではないですから、出来る限り今の自社の業務フローに沿った形で楽に、出来る限り業務が増えないようなシステムを導入することをお薦めします。
