昨今の職場はさまざまなハラスメントに溢れていて、気を抜けない状況に置かれています。自分では悪気がなくても、気がつかないうちにハラスメントをしてしまっているかもしれません。
意図的・無意識に関わらず、ハラスメントが過ぎると訴えられてしまうこともあります。快適な職場環境づくりのためにも、社内で起こりうるハラスメントの種類を確認し、対策をしておきましょう。
【目次】
パワハラ(パワー・ハラスメント)
職場上の優位性を利用した嫌がらせ。
セクハラ(セクシャル・ハラスメント)
言動・行動をともなった、性的な嫌がらせ。
マタハラ(マタニティー・ハラスメント)
妊娠・出産・育児を理由とした解雇・雇い止め、退職へ誘導するなどの嫌がらせ。
妊娠中や産休明けに心ない言葉を言われたり、残業を強いられたりするケースもあり。
リスハラ(リストラ・ハラスメント)
自主退職するよう仕向ける、退職せざるを得ない状況を作るなど、退職に追い込む行為。
アルハラ(アルコール・ハラスメント)
お酒の一気飲みを強要するなど、飲酒に関連する嫌がらせ。
カラハラ(カラオケ・ハラスメント)
カラオケで歌いたくない人に歌うことを強要する行為。
スモハラ(スモーク・ハラスメント)
非喫煙者にタバコを吸うことを強要する行為。
受動喫煙させる行為もスモハラに該当する場合がある。
エイハラ(エイジ・ハラスメント)
「エイジ(age)」=「年齢」を利用したハラスメント。
役職に就いていない中高年社員を無視する・雑用を押し付ける、若い社員を軽視する言動・行動などが該当する。
モラハラ(モラル・ハラスメント)
相手の尊厳を損なう言動・行動による嫌がらせ。
ラブハラ(ラブ・ハラスメント)
恋愛や異性に関する話題で不快な思いをさせる、本人の意思を無視して恋愛の話を広める行為。
交際を無理に迫る行為もラブハラに該当する。
マリハラ(マリッジ・ハラスメント)
未婚女性に対して「結婚しないの?」としつこく尋ねたり「だから結婚しないできないんだよ」と結婚していないことを責めたりするような発言。
お見合いの強要もマリハラに該当する。
ソーハラ(ソーシャルメディア・ハラスメント)
TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアにおいて行われるハラスメント。
職場の上下関係がソーシャルメディアにまで及び、職務上の優位性を利用した嫌がらせをソーハラと呼ぶ。
おわりに
いかがでしたか? 読んでいてはっと気づかされる項目があったら要注意です。無意識にハラスメント行為をしてしまわないよう、今回紹介した内容を頭に入れておきましょう。