「誰かと話をしていてもなかなか会話が弾まない」「相手がすぐに話を切り上げようとする」などとお悩みの方はいませんか?
それはひょっとすると、あなたが人に嫌われる話し方をしてしまっているせいかもしれません。
「自分の話ばかりする」「すぐ相手の話を否定する」「知ったかぶりをする」、これらに思い当たるフシがある方は要注意です。
嫌われる話し方の7つのパターンをリストアップしました。あなたが該当していないかチェックしてみてください。
【目次】
人に嫌われる話し方(1)自分の話ばかりする
自分の話ばかりして、相手の話を聞かない人は避けられます。
反対に聞き上手な人が好かれるのは、ほとんどの人が自分の話を聞いてもらいたいからです。
人は自分の話をしたいものですが、会話はキャッチボールなので自分の話ばかりでは相手はつまらないと感じます。
コミュニケーションは双方向であるべきなので、自分の話ばかりする傾向がある方は、相手の話を聞くように意識しましょう。
人に嫌われる話し方(2)すぐ相手の話を否定する
何かにつけて相手の話を否定する人は嫌われやすいです。
全て相手の話に賛同する必要はありませんが、否定ばかりされると話す気がなくなってしまいます。
特に辛いことや悲しいことがあった時に否定されると余計辛くなり、もうこの人には悩みは話さないようにしよう、と思われてしまいます。
「でも」「いや」が口癖の方はその可能性が高いので注意しましょう。
人に嫌われる話し方(3)すぐ話の腰を折る
自分が話をしている途中で割り込まれるのは気持ちいいものではありません。
話を理解するための質問ならまだしも、ぜんぜん関係ない話にすり替えられてしまってはいい気分はしませんよね。
無意識にやってしまっている方も多く、意識して治そうとしないとなかなか改善できません。
相手の話をさえぎるのではなく、盛り上げる気持ちで会話をしましょう。
人に嫌われる話し方(4)上から目線で話す
「だからお前はダメなんだ」「どうせお前は◯◯だろ」といったように、上から目線で話す人はたいてい嫌われます。
「ちゃんと化粧したら絶対かわいくなるのに〜」「それ買おうと思ってやめたけど、◯◯ちゃんなら似合うよ」といった言葉も無意識のうちに相手を傷つけているかもしれません。
上から目線の話し方は本人が気づいていないことが多いので、なかなか厄介です。
人に嫌われる話し方(5)余計なお世話が多い
「あなたのためを思って言ってるの」という言葉はあまり好かれるものではありません。
本心から相手のためを思って言っているのでしょうけれど、言われた側からすると余計なお世話と感じてしまいます。
この言葉はどうしても説教じみてしまいますし、相手の反感を買ってしまうものです。
よかれと思ってしていることも相手にとっては余計なお世話になってしまうことがあります。
恩着せがましい言い回しをしないよう注意しましょう。
人に嫌われる話し方(6)ネガティブな発言や愚痴が多い
人間なら誰でも何かの悩みを抱えているので、ネガティブな発言や愚痴をこぼしたくなるときもあるでしょう。
たまにならそうした話もよいと思いますが、毎回ネガティブな話題や誰かの愚痴ばかりだと聞く方は辛くなります。
ついついネガティブなことばかり言ってしまう人は、ポジティブに物事を考えるようにしてみてはどうでしょうか。
人に嫌われる話し方(7)知ったかぶりをする
知ったかぶりは相手を苛立たせます。
知ったかぶりは自分をよく見せたい、プライドを保ちたいという欲求の現れで、いわば自己満足です。
知ったかぶりをすることになんらメリットはなく、そればかりか相手を不快にさせて「あいつは知ったかぶりばかりする」と思われてしまいます。
知ったかぶりを直すのは簡単で、知らないことは知らないと正直に言えばいいのです。
「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」ということわざがありますが、まさにこのとおりです。
おわりに
一度癖になってしまった話し方を直すのには苦労しますが、意識的に直すことは可能です。
まずは、相手の話をしっかり聞きましょう。「何を言いたいの?どう思ってそう言っているの?」
相手の考え、思いに気付くことができること、自分の話し方も変わります。