仕事が忙しいと、靴の手入れをついサボってしまいがちです。
しかし、顧客に靴の手入れをしていないことに気が付かれると、「見えにくいところでは手を抜く人なんだ」と悪い印象を与えかねません。
そこまで思われなくても、「売れていないのかな?」と思われることもあるでしょう。
営業の結果は、印象が大きく左右するので、顧客に好印象を与えるためにも営業担当者は常に靴を綺麗に保っておくべきです。
顧客との信頼関係が重要な営業担当者だからこそ、靴の手入れに気を配るべき6つの理由を解説します。
【目次】
理由1:靴が汚いとがっかり…
せっかくスーツとネクタイでバシッと決めていても、靴の手入れが行き届いていない汚い靴を履いた営業担当者が訪問して来たらどう思いますか?
がっかりしますよね。
スーツ、ネクタイは綺麗に整えていて、ヘアスタイルも清潔感がある。
けれど靴は汚い…。
靴が汚いばかりに、全体的な印象を下げてしまうのは非常にもったいないです。
理由2:顧客は靴も見ている
身だしなみに気を遣っている方でも、案外、靴にはあまりこだわっていないという方は多いのではないでしょうか?
一番目につくのはスーツやネクタイですが、顧客からは靴もしっかり見られています。
企画書・提案書に目を落としたとき、パッと靴が目に入ることもありますし、視線を合わせるのが苦手な方なら足元に目がいく機会が増えることでしょう。
靴を見られたとき、「あ、靴汚いな…」と思われてしまっては印象が良くありません。取引先は、思っている以上に靴、そして時計には目を配っているものです。
「靴はあまり見られないだろう」と考えるのは、営業担当者としては甘いと言えます。
理由3:靴で競合他社に差をつける
顧客は、意外な理由で複数社から発注先を決めることがあります。
印象を重視している顧客の場合、驚くことかもしれませんが、最後の決め手が「靴が綺麗だったから」という理由でもおかしくありません。
競合他社の営業担当者がスーツは小奇麗にしているものの、靴の手入れが行き届いていない方だった場合、靴を綺麗にしているということだけで競合他社との印象に差をつけることができます。靴は、あなたの全体の印象にも影響を与えます。
さすがに靴だけで選ばれることはそうそうないでしょうが、総合的な評価を高めるために靴を綺麗に保つことに損はありません。
理由4:細かいところまで気を配れる印象を与える
スーツは小奇麗でも靴の手入れが行き届いていない営業担当者と、スーツも靴も全体の身だしなみが整っている営業担当者を比べると、どちらが細かいところまで気を配れる印象を受けますか?
ほとんどの方は後者の営業担当者を選ぶと思います。
もちろん、印象と実際は違うこともあるので、靴の手入れだけで判断することはできません。
しかし、数回・数時間の商談では見た目の印象が大きなウェイトを占めます。
靴まで手入れが行き届いている営業担当者の方が、仕事でも細かな気配りをしてくれるのでは?という期待を与えやすいのは間違いありません。
靴だけでなく、カバンや手帳などの持ち物も印象に含まれるので、顧客に見られているという意識を持って、小物にまで気を配るようにしましょう。
理由5:靴磨きは心を磨く
仕事に追われ、ゆっくり自分を見つめ直す時間がない…。
そんなときは靴を磨いてみましょう。
余計なことを考えずに靴を磨いていると、だんだん心も磨かれていきます。
忙しい日常の中で、頭を空っぽにする時間というのはなかなか作れないものですが、靴を磨いている間だけは悩みを忘れて、ただ靴を磨き上げることだけに集中してみましょう。
心の余裕はできるものではなく、自分で作るものです。
理由6:靴が綺麗だと心がフレッシュになる
新しい靴を履いた日は、なんだか世界がフレッシュに見えたりしませんか?
見ている世界は同じなのに、新しく買った靴を履くワクワク感で、外に出るのが楽しみになります。
靴を磨くことも同じで、革にクリームが馴染んで薄ら光った靴だと
外出が楽しくなるものです。
外出するとき、靴が汚いとちょっと恥ずかしいという気持ちになってしまいますよね。
特に仕事で顧客に会うのに靴が汚いままでは、それだけで引け目を感じてしまうので、自信も損なわれてしまいかねません。
おわりに
いかがでしたか? たかが靴、されど靴。靴を綺麗にして、常に心をフレッシュにしておきたいですね。