ネットショップの開設は多くの方が考えている以上に簡単です。
プラットフォームの機能が充実しているので、それらを利用することでプログラミングなどの専門知識がなくともネットショップをはじめられるのです。
しかし、ネットショップのプラットフォームにはさまざまなものがあり、それぞれ出店費用やロイヤリティが異なります。
これからはじめてネットショップを開設する方にとっては、まずどのプラットフォームを利用するべきか選ぶこと自体が難しいのではないでしょうか。
そこで今回は、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングの大手3社の出店費用と、無料でネットショップが開設できる「BASE」「STORES.jp」の2つのサービスをまとめました。
ネットショップ事業を検討されている方の参考になれば幸いです。
【目次】
楽天市場
楽天市場でネットショップを出店するには、全プラン共通で契約時に初期登録費用60,000円がかかります。
利用には初期登録費用、月額料金、システム利用料が必要となり、プランによってシステム利用料の割合、登録可能商品数に違いがあります。
初期登録費用
全プラン共通:60,000円
がんばれ!プラン
月額料金:19,500円
システム利用料:3.5%〜6.5%
登録可能商品数:5,000商品
スタンダードプラン
月額料金:50,000円
システム利用料:2.0%〜4.0%
登録可能商品数:20,000商品
メガショッププラン
月額料金:100,000円
システム利用料:2.0%〜4.0%
登録可能商品数:無制限
ライトプラン(契約期間3ヶ月)
月額料金:39,800円
システム利用料:3.5%〜5.0%
登録可能商品数:5,000商品
URL: http://www.rakuten.co.jp/ec/plan/
Amazon(アマゾン)
Amazonでは、大口出品と小口出品の2種類の出品(出店)方法が選べます。
小口出品は月に予測される注文点数が49点以下の出品者向けのプランで、1点につき100円の基本成約料がかかります。
大口出品も小口出品も初期費用は0円です。
大口出品
月額料金:4,900円 + 販売手数料
販売商品:Amazonに未登録商品の販売も可
※大口出品契約で月額料金が3か月間無料
(本・ミュージック・ビデオ・DVDは無料対象外)
小口出品
料金:1点につき100円の基本成約料+販売手数料
販売商品:Amazonに登録済みの商品のみ
URL: https://services.amazon.co.jp/services/sell-on-amazon/services-overview.html
Yahoo!ショッピング
Yahoo!ショッピングの出店プランはライト出店とプロフェッショナル出店の2種類あります。
いずれのプランも初期費用、月額システム利用料、売上ロイヤリティは無料で、Tポイント原資、アフィリエイトパートナー報酬原資、アフィリエイト手数料、決済サービス手数料がかかります。
出店費用
初期費用:0円
月額料金:0円
売上ロイヤリティ:0円
Tポイント原資:1%必須、任意で1~15%)
アフィリエイトパートナー報酬原資:1%必須、任意で1~50%
アフィリエイト手数料:原資に対して30%
決済サービス手数料:クレジットカードの導入は必須
(クレジットカードの個別手数料は決済金額の3.24% )
URL: http://business.ec.yahoo.co.jp/shopping/
BASE
「BASE(ベイス)」は初期費用・月額料金が無料のネットショップ作成サービスです。
テンプレートの種類が豊富で、Webサイト作成の知識がなくても簡単にネットショップが作成できます。
出店費用
初期費用:0円
月額料金:0円
BASEかんたん決済:手数料3.6%+40円
※決済はクレジットカード決済、コンビニ、Pay-easy、代引、銀行振込が利用可能です。
URL: https://thebase.in/
STORES.jp
「STORES.jp」は簡単にオシャレなネットショップが開設できるサービスで、無料プランは初期費用、月額料金0円で利用できます。
プレミアムプランも初期費用は無料ですが、月額料金980円がかかります。
出店費用
初期費用:0円
月額料金:0円(プレミアムプランは月額980円)
クレジット決済:手数料5% + 振込み手数料の250円
URL: https://stores.jp/