Twitterは2015年11月17日より、セルフサービス式のTwitter広告を開始しました。
セルフサービス式のTwitter広告は中小企業や個人事業主を対象としていて、Twitterから直接広告が出稿できるようになっています。
新しく提供開始されたセルフサービス式Twitter広告ではどんなことができるのか?
概要と機能をまとめました。
【目次】
プロモ商品がより使いやすくなったセルフサービス式Twitter広告
プロモ商品はTwitterが2011年10月より提供を開始した広告サービスで、元々は広告代理店からのみ利用可能でしたが、2014年11月19日からはYahoo!プロモーション広告を介して代理店なしで利用できるようになりました。
クリック型課金で、広告ツイートがリツイート、返信、お気に入り、クリックされた時に料金が発生する仕組みになっています。
このプロモ商品をより使いやすく改良し、個人事業主でも使えるようにしたのがセルフサービス式のTwitter広告です。
セルフサービス式のTwitter広告でできることは、次の項目で解説します。
参照:中小企業向け「プロモ商品」が始まります| Twitter 公式ブログ
セルフサービス式のTwitter広告でできること
【ビジネスゴールに沿った広告フォーマット】
ツイートに画像や関連情報を載せることができるウェブサイトカードを利用して誘導数を増加させたり、プロモアカウントを利用し、短期間で自社のビジネスと関連性が高いフォロワーを増加させたりといった目的別の広告形式が用意されています。
たとえば、「プロモアカウント」はフォローされた場合のみ課金される仕組みになっているため、フォロワーを増やしたい時の施策に、「プロモツイート」は普通のTweetに広告をかける形式で、露出増や拡散を狙うのにそれぞれ有効です。
【様々なターゲティング手法】
たとえば、イベントターゲティングを使って正月、祝日、バレンタインデーといったイベントに関心を持っているユーザーをターゲットにするなど、目的に応じたターゲティングをすることができます。
タイムラインのキーワード、興味、地域、性別、既存フォロワーとの類似性、デバイスなど、ターゲットを絞り込むことで広告の成果を高めます。
【リアルタイムで容易なレポート・分析】
広告のインプレッション数、エンゲージメント率、結果、結果あたりのコストなどをリアルタイムでモニタリングできます。
「ツイートアクティビティ管理画面」では、動画再生数、リツイート数、リンククリック数、ツイートの詳細を開いた回数など、エンゲージメントの詳細が分かります。
「オーディエンス分析管理画面」では、フォロワーの増加数、フォロワーの興味関心・言語・性別・地域などのフォロワー層を知ることができるので、広告の反応を詳細に分析できます。
セルフサービス式Twitter広告は最低金額なし
セルフサービス式Twitter広告はクリックや成果ごとの課金形態を採用していて、最低金額は設けていないので予算に応じて広告を出稿できます。
モデルとしてはリスティングやアフィリエイト広告のような成果課金型に似ています。
費用だけかかって効果がまるでない…といった自体を避けられる低リスクな広告といえるでしょう。
終わりに
Yahoo!プロモーション広告を介したTwitter広告の提供は継続されており、電話サポートが必要な方にはこちらが勧められています。
電話サポートが不要で、自分自身で広告の設定・運用をしたい方は、今回新しく加わったセルフサービス式を利用してみましょう。