人生で失敗を経験しない人はいません。
事業においても失敗はつきもので、失敗しても再び立ち上がることで成功を手にすることができるのです。
これから紹介する5冊は失敗を経験した社長たちの、リアルな失敗体験談を綴った書籍です。
成功体験を語った書籍は星の数ほどありますが、失敗体験を語った書籍は貴重といえるでしょう。
失敗体験から学べることは多く、同じ失敗をしないための教科書となります。
失敗が怖くて起業に踏み出せない方、1度の失敗で自信を失くしてしまった方、成功体験だけでなく失敗体験からも学びたい方、すべての方に読んでもらいたい本です。
【目次】
社長失格
株式会社ハイパーネットの元社長・板倉雄一郎氏の著書です。
広告を表示することでインターネット接続が無料になるサービス・HotCafeで成功を収めましたが1997年12月に倒産し、個人でも37億円の債務を負って自己破産しました。
本書はハイパーネットの創業から倒産に至るまでが綴られています。
ただの告白本ではなく、なぜ失敗したのかを書き記しているので、起業家が失敗しないための教科書になっています。
失敗から学ばせてくれる良書です。
URL: http://www.amazon.co.jp/gp/product/4822241300/
100回失敗、50億失った、バカ社長
年商50億から一点、無一文になってしまった杉山春樹氏の著書です。
自らをバカ社長と呼ぶ杉山春樹氏のユーモアのある自虐性、失敗しても前向きに進む姿勢に強さを感じさせられます。
失敗を経験したことがない人は1回の失敗で自信を喪失してしまいますが、失敗しても何度でも立ち上がればいいということを教えてくれます。
それと同時に、しなくてもよい失敗を避けるために、杉山春樹氏の失敗から学べることが本書の優れた点です。
URL: http://www.amazon.co.jp/gp/product/4872904818/
不格好経営―チームDeNAの挑戦
株式会社ディー・エヌ・エー創業者であり、横浜DeNAベイスターズオーナーである南場智子氏の著書です。
失敗を繰り返しながらも失敗から学び、プロ野球チームの親会社になるほど大成功を収めました。
奮闘しながら前に進む姿勢は、起業家にとって必要なマインドであると感じました。
DeNAという企業と、南場智子という実業家について知ることができる一冊です。
URL: http://www.amazon.co.jp/gp/product/4532318955/
ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく
ご存知、株式会社ライブドアの元社長・堀江貴文氏の著書です。
時代の寵児ともてはやされるも、証券取引法違反容疑で逮捕されるという失敗を経験しています。
バラエティ番組の「しくじり先生」に出演し、自らの失敗体験を教訓として話し、大きな反響を得ました。
堀江貴文氏が育ってきた家庭環境から、起業に至るまでのプロセスが綴られ、そして逮捕によってゼロになった堀江 貴文氏が何を感じたこと、そして働くことの意味、これらがリアルに綴られています。
この本を読み終えると、堀江 貴文氏のイメージが変わることでしょう。
URL: http://www.amazon.co.jp/gp/product/4478025800/
30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由
不動産会社の株式会社エスグラントコーポレーション元社長・杉本宏之氏の著書です。
不動産業界において史上最短・史上最年少で上場するという快挙を果たすも、リーマン・ショックの影響を受け30歳で400億円の負債を抱えるという、壮絶な失敗を経験しています。
400億円の負債を抱えた時の心境は計り知れないものがあります。
一度400億円の負債を抱えた経験をすると、もう一度起業することはどれだけ勇気がいることかしれません。
しかし、現在杉本 宏之氏は新たに会社を立ち上げ(社名非公開)、再び成功しています。
URL: http://www.amazon.co.jp/dp/447802734X