経済産業省が公表した「IT人材需給に関する調査」によれば、少子高齢化にて人材確保が難しくなっていることに加えて、需要拡大が進む IT分野では、人材不足は年々増加すると予想されています。
需要の伸び率別に高位(約9~3%)・中位(約5~2%)・低位(1%)の3つのシナリオをもとに試算してみると、仮に高位シナリオの場合だと2030年には最大約79万人、中位シナリオでも54万人のIT人材が不足する見込みとのことです。エンジニア派遣企業の経営者の方は、IT人材不足を常に肌で感じておられると思います。
参考:
IT人材不足はなぜなのか?原因や需要の高いエンジニアになるためのポイントも解説
IT人材需給に関する調査 調査報告書
【目次】
技術者派遣業における電話代行サービスの必要性
高まる需要
IT人材不足の深刻化により、企業はIT人材の採用に苦しんでいます。自社採用がうまくいかない、採用してから社内で教育している時間がないなどの理由から、エンジニアの派遣の依頼を行う企業は今後も増えると考えられます。
顧客企業からの依頼数が、すでに自社の派遣登録者数を超えているという技術者派遣企業もあると聞きます。
派遣登録者数を増やすためにできること
需要が高まっている分、顧客獲得のチャンスとも言えますが、技術者派遣業にとっても、エンジニア不足は同じ課題としてあげられます。もし、登録している派遣スタッフ数が減少していけば、顧客企業からの新規案件受注ができませんので、対策に苦慮されている経営者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
未経験者をエンジニアとして自社で教育してから顧客企業へ派遣するほか、自社で研修制度やスキルアップ制度の充実を図るなど、登録者へのサービスを拡充して人材を獲得している企業もいらっしゃいますね。他には、営業担当が派遣スタッフからの連絡にはすぐに反応し、積極的に派遣スタッフへフォローを行うことで、口コミの良さでコツコツと登録派遣スタッフの数を増やしている経営者の方もおられます。
顧客企業から選ばれる確率を上げ、同業他社との競争に勝つためには、このようにサービスを拡充するほか、顧客企業や派遣スタッフへの迅速丁寧な対応と誠実さで、地道に信頼を獲得することが必要と言えるのではないでしょうか。
参考:派遣業界が今後、生き残るには?衰退してる?10年先も伸びるか考察
派遣スタッフとの面談時間を確保するために
自社サービスを磨くため、また、派遣スタッフへの手厚いフォローを行うためには、自社社員の仕事の業務効率を上げる事は欠かせません。
派遣スタッフの担当者は、派遣スタッフが継続して働いてくれるように、しっかりと話を聞く時間が必要です。そのためには、他の業務を効率的に回していかなければなりません。それだけでなく、派遣スタッフとの面談中は、面談に集中できる環境づくりも必要とされます。なぜなら、派遣スタッフとの面談中に、企業から新規依頼や問い合わせの電話がかかってきたり、他の派遣スタッフから相談の電話が入ったりすると、落ち着いて目の前のスタッフと面談をすることができません。
早めに面談を切り上げたり、面談の合間に何度も電話に出たり、明らかに忙しい雰囲気を出されたりすること、派遣スタッフは「自分は大切にされていないのかも」と不安になります。
こんなとき、電話代行サービスを利用することは有効と言えます。エンジニア派遣業の受電経験が豊富なオペレーターが多く在籍するCUBE電話代行サービスを利用すれば、自社宛の電話は全てキューブが受電しますので、担当者は目の前の派遣スタッフとの面談に集中することができます。
また、CUBE電話代行サービスでは、派遣スタッフからの電話対応もしっかり行います。登録番号やお名前をお伺いして、何時になれば担当者から折返しの電話がもらえるかを具体的に伝えることが可能なので、派遣スタッフも安心して折返しの電話を待つことができるのです。求職者からのお電話も、希望内容を先にキューブで聞いておくこともできます。
しっかりと面談の時間をもってくれることに加え、電話をすれば必ず誰かが対応してくれることは、派遣スタッフからの信頼感向上にも確実につながります。
派遣スタッフとの大切な面談時間を電話代行サービスを使ってしっかり確保することが可能
自社社員の満足度向上も図る
派遣業の自社社員は多忙です。自社社員の数が少なければ、それだけ1人あたりの業務量は増えます。新規開拓の営業活動に加え、企業や派遣スタッフからのメールの返信、電話の対応、派遣先企業訪問やフォロー、新規派遣スタッフの登録作業や企業紹介、派遣スタッフへの入社前教育や研修、派遣スタッフと職場見学の同行、仕事初日の同行とフォロー、面談などなど。日によってはアポや派遣先企業に行っていて、ほとんど事務所内にいないという日も多いと耳にします。
派遣スタッフのフォローは派遣先企業の営業終了後に行うと思いますが、自社社員の時間や心の余裕が無ければ、「早く帰りたい」という気持ちが前に出てしまい、派遣スタッフへの気遣いは難しくなります。最終的に自社社員も派遣スタッフも退職・・・ということが起こらないために、自社社員の負担を少しでも軽くすることが必要と言えるのではないでしょうか。
こんなときはCUBE電話代行サービスを利用することで、時間を有効活用することができます。「受電時間があいたくらいでは何もできない」と思われるかもしれませんが、電話は短時間の対応であっても、集中力を欠くツールだと言われています。
なぜなら、電話は相手の都合でかかってくるだけでなく、メールとは違ってその時に対応をしなければならないので、他の業務を行っていても中断する必要が出てきます。
また、カリフォルニア大学アーバイン校の研究によると、人は1度集中力が切れると、改めて集中するのに23分かかるんだそうです。ということは、通話時間が1分であっても、24分のロスが発生することになります。
受電業務を電話代行サービスに任せることで、社内にいるときは電話を気にせずに事務作業に専念できます。それだけでなく、電話を気にせずに営業活動や企業先訪問に専念したり、打ち合わせ時間をしっかり確保したり、登録作業や派遣スタッフに紹介する企業選定に集中したり、仕事に優先順位がつけやすくなります。
CUBE電話代行サービスで受けた電話内容の報告はメールもしくはチャット報告で確認出来ますので、内容に合わせて、事前準備をしてから折り返しの電話に臨むこともできます。
技術者派遣業の電話代行サービスを利用すべき企業の特徴
顧客企業や登録スタッフに安心感をもってもらいたい技術者派遣企業
技術者派遣業界では、社長も派遣先企業に常駐していることも多いので、自社の事務所内には誰もいないという場合もあります。
もし、営業に行った企業から新規依頼の電話があっても、事務所内に誰もいなくてコールが鳴りっぱなし、もしくは、留守番電話になっていることはありませんか。営業担当のスマホに電話を転送していても、派遣スタッフと同行中や、企業訪問中は受電できないことも多いのではないでしょうか。または、社内にいても派遣スタッフとの面談や打ち合わせ中で、電話になかなか出られないことはありませんか。
もしかしたら、その電話は新規依頼かもしれません。改めて電話をしてきてくれればいいですが、依頼を急いでいる場合などは「別の派遣業者へ電話しよう」と思ってしまう可能性が高いのです。せっかく自社社員の新規開拓営業が成功しようとしているにも関わらず、誰も電話に出られなかったというだけで別の企業へ依頼が流れてしまったとしたら、大変もったいないと思いませんか。
また、誰も受電できなかった電話が求職者からの電話の可能性もあり得ます。派遣登録を行いたいと思う個人が、電話に出なかった企業にもう1度電話をするということは意外とハードルが高いものです。ネットで再検索して、別の派遣企業に電話をし直すことは大いにありえます。
もし少しでも受電に関して心配があれば、CUBE電話代行サービスをご利用ください。キューブのオペレーターが2~3コール以内に明るく丁寧に受電しますので、企業からの新規依頼や、求職者からの登録依頼の取りこぼしの心配もありません。
「(営業時間内に)いつ電話しても常に感じの良いスタッフが受電してくれる」というだけで、企業だけでなく、求職者からもしっかりした会社であると認識してもらうことができます。そしてそれは、企業の価値を上げることにもつながります。
電話対応が無ければコア業務に集中できる
経営効率を向上し競争力を高めたい技術者派遣企業
「社員がコア業務に集中できる環境があるか無いかで、企業の業務効率や生産性が向上できるか否かが変わってくる」と、わかっていても、環境作りのために大きなコストはなかなかかけられません。
こんなとき、電話代行サービスを利用すれば、低コストで集中できる環境作りの1つが簡単に出来ることをご存知でしょうか。
電話対応で事務作業が進まない、社内での面談や打ち合わせ中に何度も電話が鳴って気になる、集中したいのに電話が多くて集中できない等、電話によって社員の集中力が低下したり、モチベーションが下がったりすることは多いと言われています。
実際に、2020年3月に株式会社ロッテがビジネスパーソン600名を対象に行った『ビジネスパーソンの働き方と仕事スイッチに関する意識調査』では、仕事スイッチの持続を阻害している要因の1位は「電話」と結果が出ています。
参考:「ビジネスパーソンの働き方と仕事のスイッチ」に関する意識調査
電話代行を利用すれば、社内にコール音がなることがなくなりますので、必然的に社員は目の前の業務に集中することができます。そして、CUBE電話代行サービスでは、大切な顧客企業やスタッフからの用件を親切丁寧に伺い、メールやチャットにて即時ご報告します。社員の方の都合の良い時にチェックすればよいため、仕事の優先順位をつけやすく、効率的に動けるというわけです。
他にも、派遣スタッフの研修や教育を自社で行っている場合は、集中して研修や教育を行うためのまとまった時間の確保が必須です。電話代行サービスを利用すれば、電話が鳴って教育が何度もストップしてしまう、もしくはコール音で気が散ってしまうなんていうことは無くなり、自社社員の方も派遣スタッフの方も集中して研修に取り組めます。
今よりも業務効率を上げたい、生産性を上げたいと思っておられる経営者の方には、CUBE電話代行サービスをおすすめします。
CUBE電話代行サービスでは、急ぎの電話のみ担当者のスマホに内線感覚で取り次ぐことも出来ますので、状況に合わせて臨機応変な対応が可能です。また、キューブのオペレーターは技術者派遣業界の受電対応にも慣れており、顧客企業もしくは求職者からの電話にも明るく丁寧に対応します。
CUBE電話代行サービスを利用すれば、電話対応のために新たに事務員を雇うよりも圧倒的に低コストで、社員がコア業務に集中できる環境作りが行えます。
事務員が足りない・いない
派遣スタッフの勤怠入力、給与処理、請求書発行や保険手続きなど、月初や月末はものすごく忙しいけど、そうでない時もある…というような忙しさのムラがある場合、なかなか事務員を増員するのはコスト面で難しいと言えるでしょう。
CUBE電話代行サービスでは、忙しい期間だけ利用する、ということも可能です。事務員の方や、他の社員の方が忙しい日はCUBE電話代行サービスを利用し、余裕があるときは自社で受電をする、という使い方をされている企業も多くいらっしゃいます。
CUBE電話代行サービスは、求職者からの電話の応募対応も可能なので、事務の方も安心して電話を任せられること間違いなしです。
CUBE電話代行サービスを利用している間は、集中して事務作業に取り掛かることが出来るため、残業が減った!という事務員の方からの喜びの声をいただくこともあります。
技術者派遣業の方におすすめのプラン
電話代行シンプルプラン
電話の本数自体は少ないけれど、効率的に自社ブランドイメージを作っていきたい技術者派遣業の方におすすめプランです。
電話代行サービスシンプルプランは、月額10,000円で、月50コールまで料金内で受電が可能です。
月額10,000円というリーズナブルなプランながら、内線感覚で担当者のスマホに電話を取り次ぐ「応答後転送サービス」や、「クレーム一次対応」のサービスがついております。
自分に必要な電話のみ受電できるので助かる!と、大変好評いただいているプランです。
電話代行スタンダードプラン
CUBE電話代行サービスのスタンダートプランは、受電数が月100回、連絡先が10か所ついていて月額25,000円です。もちろん、担当者の方のスマホに内線感覚で取り次ぎができる「応答後転送サービス」もプラン内で利用可能です。
自社のAさん宛のお電話であればAさんにメールでご連絡、Bさん宛であればBさんに応答後転送サービス(出られない場合はメール連絡)、Cさん宛であればCさんにLINE連絡・・・など、1人1人にあわせたご連絡が可能です。
また、派遣スタッフの方のフルネームや派遣番号、お電話番号などをお伺いすることも可能です。
企業からのお問い合わせや、求職者からの電話にも、「私ではわかりかねます」というような一辺倒の対応だけではなく、ご希望の内容をしっかりとお伺いします。
CUBE電話代行サービスが選ばれる理由
コミュニケーション力が高い
業務効率を上げるだけであれば、どの電話代行業者でも構わないと思います。しかし、電話代行業者によっては「担当者は外出しておりますので、戻り次第折り返しご連絡します」という対応のみ、というところもあります。
キューブであれば、外出中の場合は何時に戻り予定なのか、もしくは今は「打ち合わせ中」なのか「外出中」なのか等、指示に応じて対応を変更することができます。せっかく利用するのであれば、自社の価値を高める電話代行サービスを選びたいと思いませんか。
キューブよりも安く利用できる電話代行サービスはたくさんありますが、それでもCUBE電話代行サービスが選ばれる理由の1つとして、「コミュニケーション力の高さ」があります。技術者の場合、悪気はなくてもコミュニケーション力が不足されている、もしくはコミュニケーション自体を望まない方も多いです。
だからと言って、自社の登録社員に対してもぶっきらぼうで大丈夫なのかというと、そうではありません。
感受性が高い方も多いので、対応一つで『大切にされていない』と感じたり、逆に対応一つで『大切にされている』と信頼を寄せたりすることは多々あります。日々のコミュニケーションの少しの違いでも、積み重なることで将来的に気持ちが離れて退職してしまうか、もしくは信頼が育って働き続けてくれるかが変わってきてしまうのです。
キューブの場合、コミュニケーション力の高さが評価され、紹介でご契約していただくことが多々あります。
CUBE電話代行サービスでは電話代行業者では珍しくオペレーターの全員が直接雇用の社員です。それは電話代行サービスを利用するお客様の企業の顔として、責任をもって対応出来るようにするためです。面接時からコミュニケーション力が高いスタッフを採用し、1020時間以上の研修を受けたうえで受電業務を行っています。
電話代行プランを安くすればオペレーターの人件費も安くするしかありません。しかし安い人件費でオペレーターのモチベーションを保ったまま高品質な応対、臨機応変な対応、クレーム一次対応を求めることは難しいと考えています。
CUBE電話代行サービスは、自社ブランドイメージ向上を考えている経営者の方、他社との差別化を考えている経営者の方の多くに選んでいただいています。
万が一にも安心の応答後転送サービス
「応答後転送サービス」は、内線感覚で担当者のスマートフォンへ電話の取り次ぎが出来るサービスです。
キューブではこの「応答後転送サービス」を、全てのプランで基本料金内にて提供しています。実は電話代行サービスでこのような「応答後転送サービス」が使えるところは少なく、更に基本料金内であることは大変珍しいのです。
「受電可能なタイミングは自分で受電したい」という技術者派遣業の担当者の方には、この応答後転送サービスが喜ばれています。
応答後転送サービスを利用すれば、不要な営業電話は終日キューブのオペレーターが用件を聞いてメールのみでご報告し、受電可能な時間帯のみ顧客企業や派遣スタッフからの電話を内線感覚でスマホに取り次ぐ、ということも可能です。
前もって「本日は○時まで受電不可」とCUBEに教えていただければ、該当の時間までは外出中(打ち合わせ中)として電話口の方にお伝えします。もちろんその時間帯は応答後転送サービスもいたしません。
他にも、応答後転送サービスを利用すれば、普段は「担当者は外出中(打ち合わせ中)のため、ご用件をお伺いいたします」と対応し、もし緊急の用件であれば臨機応変に担当者のスマホへ取り次ぐことが可能です。
担当者が取り込み中でスマホの受電ができない場合は、もちろん用件は即時メール、もしくはチャットで報告します。このような使い方の場合は、キューブから着信は「急ぎの案件かな?」と予測することも出来て安心です。
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