現在では、スマートフォンや携帯電話、さらにはパソコンやタブレットなど、様々な媒体で通信することができ、電波があれば簡単に連絡を取りたい相手と通話ができる時代です。
しかし、電話が発明されて間もない頃は、そのように簡単なものではありませんでした。
今のように、全てが自動化されて機械が繋いでくれるということはなく、連絡を取りたい相手と通話をするには、電話交換手という職業が必要不可欠だったのです。
【目次】
・電話交換手とは
電話が利用され始めていたころ、電話機ごとに電話回線があり、電話をかけた人と電話を受ける人の回線を手動で接続する必要がありました。その業務を行っていたのが電話交換手です。
当時の電話は、ダイヤルなどなく受話器を上げるとまず電話交換手に繋がるようになっており、電話交換手に呼び出したい相手を伝えて繋いでもらうという仕組みでした。電話交換手は、難しい試験に通った人だけが就ける特別な職業で、当時の女性にとっては花型職業の一つとされていました。
・電話交換手の歴史
世界最初の電話交換手は1878年に誕生し、日本では1890年に東京・横浜に男女計15人の電話交換手が誕生しました。10年後の1900年には東京だけで女性330人、男性100人が電話交換手に就いており、電話サービスを目指して大都市を中心に自動電話交換機の普及が進み、現在では電話交換手という職業は無くなりました。
・まとめ
技術の発達によって、手動で電話線接続をする電話交換手という職業は無くなりましたが、現在でも電話受付や取次などの電話交換手は存在しています。
電話サービスが広く普及し、様々な通信網が発達したとしても残されていくのでしょう。
CUBE電話代行サービスも形を変えた電話交換手として、人と人をつなぐ業務に取り組んでいます。
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