マルチコピー機で住民票の写しをプリントできるって、ご存知でした?
コンビニに置いてあるマルチコピー機は、コピーだけじゃなく、実に便利な機能がたくさん備わっています。
使い方次第でコピー機をリースせずに済んだり、プリンターの購入の必要もなくなります。
身近にあるのに意外と知られていない、コンビニのマルチコピー機の活用法をご紹介したいと思います。
【目次】
マルチコピー機とは?
マルチコピー機は、コピーやFAX以外に、デジカメのプリントアウト、ネットワークプリント、PDFプリントなど、さまざまな機能を備えているコピー機です。
ローソン、ファミリーマート、セブン−イレブンなど大手コンビニには必ず設置してありますので、ほとんどの方は一度はマルチコピー機を使ったことがあるかと思います。
コンビニ各社で導入しているマルチコピー機が異なるので、まずは大手コンビニ3社のマルチコピー機を紹介し、マルチコピー機の便利な活用法を解説したいと思います。
ローソンのマルチコピー機
参考:ローソン・マルチコピー機
ローソンのマルチコピー機には、以下の機能が備わっています。
・コピー
・FAX
・写真プリント
・ネットワークプリント
・PDFプリント
・スキャンサービス
・行政サービス
シャープのスマホアプリ「PrintSmash」をインストールしていれば、スマホからマルチコピー機にデータを転送して写真やPDFをプリントすることができます。
「PrintSmash」はローソン以外に、ファミリーマート、サンクス、サークルKのマルチコピー機に対応しています。
参考:PrintSmash
ファミリーマートのマルチコピー機
ファミリーマートのマルチコピー機には、以下の機能が備わっています。
・コピー
・FAX
・デジタル画像印刷
・写真サービス
・PDFプリント
・ネットワークプリント
・スキャンサービス
・コンテンツプリントサービス
・行政サービス
コンテンツプリントサービスは、楽譜や芸能人、キャラクターのブロマイドなどのコンテンツをその場で選んでプリントできるサービスです。
セブン−イレブンのマルチコピー機
・コピー
・FAX
・デジカメプリント
・文書プリント
・ネットプリント
・スキャン
・エンタメチケット購入(映画、スポーツ、レジャー施設など)
・レジャーチケット購入(東京ディズニーリゾートなど)
・高速バスチケット購入
・toto・BIG購入
・プリペイドサービス
・楽譜、地図、ブロマイド、予想紙プリント
・資格、検定、受験申し込み
・保険加入
・行政サービス
セブン−イレブンのマルチコピー機は、各種チケット購入から保険加入のサービスまで備えています。
こうなると、もうコピー機の枠を超えた多機能な端末です。
マルチコピー機の活用法1:PDFプリント
コンビニ各社のマルチコピー機では、USBメモリ、SDカード、スマートメディア、CD・DVDなど、各メディアに保存してあるPDFをコピーすることができます。
使い方は簡単で、USBメモリやSDカードなどの差込口があるので、メディアを差し込んでプリントしたPDFファイルを選ぶだけです。
PDFプリントサービスは、プリンタがないときに便利で、そのままFAXも送れるので重宝します。
頻繁にプリンタを使わないなら、マルチコピー機のPDFプリントサービスを活用した方が安上がりです。
インクの交換の手間もありません。
マルチコピー機の活用法2:ネットワークプリント
ネットワークプリントは、専用のWebサイトに保存してある文書や画像をマルチコピー機でプリントできるサービスです。
PDFファイル以外に、JPEGファイル、Officeファイル(Word/Excel/PowerPoint)もプリントできます。
ローソンとファミリーマートの場合は、シャープの「ネットワークプリントサービス」への登録が必要です。
会員登録は無料で、パソコン、スマートフォン、タブレットから利用できます。
セブン−イレブンの場合は、FUJI XEROXの「ネットプリント」に登録(無料)します。
ネットワークプリントサービスに登録しておけば、外出先や出張先でファイルをプリントしたいときなど、近くにコンビニがあればいつでもプリントできるので便利です。
マルチコピー機の活用法3:行政サービス
住民基本台帳カードがあれば、マルチコピー機から以下の証明書を発行できます。
※市区町村によって出力可能な証明書が異なります。
・住民票の写し
・印鑑登録証明書
・住民票記載事項証明書
・戸籍証明書
・戸籍附票の写し
マルチコピー機で証明書の発行ができる時間帯は、6時30分~23時(年末年始を除く)です。
マルチコピー機の行政サービス機能を利用すれば、わざわざ役場まで行かなくて済みますし、役場が空いていない早い時間・遅い時間でも証明書が発行できます。
これは使わないと損です!
※マルチコピー機で行政サービスを利用するには、住民基本台帳カードが必要です。