パソコンやスマートフォンなどの普及により、手書きをする機会はめっきり少なくなりました。そんなデジタルの時代だからこそ、手書きの良さを見直すことで新たな発見があるかもしれません。
そこで本記事では手書きをするメリットを5個ご紹介しますので、最近手書きをしていないなという方はぜひ参考にしてください。
【目次】
アイデアに詰まったら手書きをしてみよう
パソコンやスマホは便利なツールですが、カタカタと文字を入力するだけでは脳は刺激されません。後ほど詳しく解説しますが、手書きは脳を刺激する効果があるので、アイデアを書き記すのに向いています。
アイデアに詰まったら手書きをしてみるのもひとつの打開策です。
手書きのメリット5個
記憶に残る
手書きで書く時に漢字が思い出せない…という方は少なくないかと思います。パソコンやスマホは分からない漢字や思い出せない漢字があっても変換してくれるので記憶に定着しにくく、書く機会が減ることで覚えたはずの漢字も忘れていってしまいます。
手書きの良さは記憶に残りやすいことです。指や手を動かすことで脳が活性化され、記憶が強化されます。
脳の刺激になる
アメリカの某大学の研究によると、手書きをすることは脳の刺激になるそうです。パソコンで入力すると忘れることが多くなりますが、手書きは脳を刺激するので記憶に焼き付きます。勉強をするなら、記憶に残りやすい手書きをした方が良いのでしょう。
先に解説した記憶に残りやすいというメリットの裏付けになる研究結果で、脳の刺激が記憶と深く関係していることが分かります。
集中力がアップする
キーボード入力だとタイプミスしてもすぐ消せますが、手書きは書き間違えると消しゴムを使う面倒くささがあるので自然と集中力がアップします。デジタル端末は間違っても打ち直せばいいやという無意識の働きから、集中力が低くなってしまいます。
手書きは面倒くさいですが、その面倒くささが集中力を高めます。
クリエイティブ性が増す
パソコン入力は表現の幅が制限されますが、手書きは自由に書き記すことができます。文字だけでなくイラストを使った表現もできますし、パソコンのようにツールに影響されることもありません。
手書きで自由に自分の考えを書き記すことでクリエイティブ性が増し、アイデアの創出につながります。パソコンに向かってもいいアイデアが浮かばないという時は、ペンと紙を持って手書きで何か書いてみましょう。
感情を表現しやすい / 感情が伝わりやすい
パソコンは誰が使っても同じ字体になるので感情を表現しにくいですが、手書きはその人の個性が出るので感情を表現しやすいです。
たとえば、年賀状に一言手書きのメッセージを添えるだけで随分印象が変わります。手書きは親しみやすさ、温かみが全然違います。
おわりに
手書きとパソコン入力は同じことを書いていても伝わり方や脳に与える影響が違います。デジタルが便利な時代にわざわざ手書きをする必要はないと思わず、手書きの良さを見直してみてはどうでしょう。
プリントした文章に少し手書きのメッセージを加えるだけでも全然印象が違ってきますよ。