部下に嫌われる上司の特徴7個

嫌われる上司にはなりたくないものですが、自分では気づかないうちに嫌われる行動をしているかもしれません。「自分は大丈夫」と思っている人ほど危険で、何気ない言動のひとつひとつが部下に嫌われている原因を作っています。

部下に嫌われる上司の特徴を7個まとめましたので、当てはまっていないかぜひチェックしてください。

部下に嫌われても良いことはない

「上司は嫌われるものだ」と考えている方もいらっしゃると思いますが、部下に嫌われても良いことはありません。たとえば、部下が怠慢や甘い考えでミスをした時に叱るのは上司の役割なので、時には嫌われ役をやらなければなりませんが、別段必要もないのに嫌われる行動を取ることにメリットないということです。

むしろ、部下のモチベーションを下げることにもなるので、できれば良好な関係を築こうと心がけたほうがいいでしょう。これから部下に嫌われる上司の特徴を挙げますので、ひとつでも心当たりがある方は部下への接し方を考え直してみてください。

部下に嫌われる上司の特徴

部下に嫌われる上司の特徴

感情で怒る

感情で怒る上司は部下から嫌われます。機嫌がいい時は怒らず、機嫌が悪い時はささいなことで怒る上司は部下にとって厄介です。

上司の機嫌を伺うように仕事をしなければならないので、部下は息苦しさを感じることでしょう。

部下の意見を頭ごなしに否定する

言っている内容が正しいかどうかに関わらず、部下の意見を頭ごなしに否定する上司は嫌われます。自分の意見も聞いて欲しいのに、部下だからという理由だけで否定されるのは誰だって納得いきません。

意見を採用するかどうかは内容次第ですが、それよりもまず部下の意見にも耳を傾けてあげてください。

指示内容がコロコロ変わる

自分が指示したことを覚えていないのか、その時々で指示内容が変わる人がいます。指示内容がコロコロ変わる上司は、部下にとって非常に厄介です。

しかも、ちゃんと指示通りやったのに怒られた場合は、理不尽さと不満で仕事ならず、会社に対する気持ちも失いかねません。

人によって態度を変える

自分より役職が上の人には媚び、部下には偉そうにする。こういった人によって態度を変える上司もまた、もれなく嫌われます。

そもそも、上司でなくてもこんな人は嫌ですよね。意外と本人は気づいていないもので、公平に接しているつもりでも態度や言動に不公平さが表れます。

責任転嫁する

本来は部下の失敗の責任をカバーするのが上司の役目なのに、あろうことか自分の失敗を部下のせいにする上司がいます。

上司であろうとなかろうと責任転嫁はしてはいけませんが、上司である以上は部下の仕事は自分の責任であるという意識を常に持っておくべきです。

部下の手柄を自分のものにする

部下が頑張って達成した成果を自分のものにする上司もいます。

自分は椅子に座って指示するだけで、失敗した責任はとらず、いい結果が出た時だけ自分の手柄にする上司は嫌われる以外の選択肢がないでしょう。

何かと世代のせいにする

「これだからゆとり世代は」というように、何かと世代を持ち出して愚痴を言う上司は嫌われます。世代を持ち出されるのは、いわれる側としては気持ちいいものではありません。

世代によって考え方や価値観が違う面もありますが、人それぞれ個性があって当然なので世代で一括りにするのは失礼です。何気ない一言が部下を傷つけているかもしれないので、言葉には気をつけましょう。

おわりに

部下に嫌われていること気づいていない上司は意外と多いものです。自分は公平に接しているつもりでも、部下からすると不公平に扱われていると不満を抱いているかもしれません。

部下と良好な関係を築くために、嫌われる行動は避けましょう。

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