勤怠管理といえばタイムカードが一般的ですが、最近はクラウド勤怠管理を導入する会社が増えています。「ITには疎いから…」と敬遠されている経営者もおられると思いますが、簡単に導入できるように設計されているので、難しく考えなくても大丈夫です。
本記事では、クラウド勤怠管理を導入するメリット、人気のクラウド勤怠管理システムを5つまとめました。導入を検討している場合は、ぜひ参考にしてください。
【目次】
クラウド勤怠管理を導入する5個のメリット
1:集計を自動化
タイムカードでの勤怠管理は、集計にとにかく手間がかかります。クラウド勤怠管理システムを導入すると自動で集計されるので、勤怠管理に要する作業を大幅に削減できます。
2:コスト削減
勤怠管理にかかる作業が減れば、人件費を削減できます。また、タイムカードなどを購入しなくて済むので、消耗品費削減にもなります。
3:リアルタイムで勤務状況を把握
従来のタイムカードでの勤怠管理は、最終的に集計作業を行わないと勤務状況を把握できませんでした。しかし、クラウド勤怠管理システムであれば、打刻するとすぐに集計に反映されるので、リアルタイムで勤務状況を把握できます。
4:外出先から打刻可能
出向先や出張の際の打刻管理は少し面倒ですよね。クラウド勤怠管理システムならスマホやタブレットから打刻できるので、営業担当者など直行や直帰が多い社員の勤怠管理が捗ります。
5:不正打刻防止
タイムカードは他の人が代わりに打刻できるので、正確な勤怠管理が難しいという課題があります。生体認証やICカードを用いたクラウド勤怠管理システムなら本人しか打刻できないので、不正打刻の防止に効果を発揮します。
クラウド勤怠管理システム5個
ジョブカン
出典:ジョブカン
「ジョブカン」はLINE株式会社、チャットワーク株式会社、Retty株式会社といった有名なIT企業をはじめ、10,000社以上が導入している人気のクラウド勤怠管理システムです。
各種会計・給与ソフトと連携可能で、カスタマイズ性に優れています。時差・英語にも対応しているので、外資系企業や海外支社にも導入されています。
Touch On Time(タッチオンタイム)
出典:タッチオンタイム
「タッチオンタイム」は、約6,000社が利用しているクラウド勤怠管理ツールです。タイムレコーダーは「タッチオンタイムレコーダー」「指ハイブリッド認証」「ICカード認証」「指静脈認証」「携帯電話」「Webブラウザ打刻」の6種類から選べます。
「タッチオンタイムレコーダー」はパソコンが不要で、簡単に設置できるということで人気です。
スマレジ・タイムカード
出典:スマレジ・タイムカード
「スマレジ・タイムカード」は勤怠管理だけでなく、給与計算、シフト管理、有休管理までしてくれるクラウド勤怠管理アプリです。
タイムカード機能のスタンダード版なら初期費用も月額利用料も無料です。シフト管理、給与計算を含む全機能を使いたい企業向けには、月額4,000円(税抜)の有料プランを用意しています。
キングオブタイム
出典:キングオブタイム
「キングオブタイム」は初期費用が無料で、毎月の利用料金は打刻人数にのみ発生します。登録人数に対する利用料金ではなく、打刻したスタッフの分だけ課金されるシステムなので無駄がありません。
CLOUZA(クラウザ)
出典:CLOUZA
「CLOUZA」も初期費用が無料です。無料版は5人まで月額利用料が無料で、通常版は月額利用料が200円(税抜)となっており、軽い気持ちで試せる価格体系になっています。
まとめ
本記事を読んでクラウド勤怠管理ツールに興味を持たれたなら、ぜひ導入を検討してみてください。
初期費用が無料、さらには月額利用料が無料のクラウド勤怠管理ツールもありますので、気になるツールがあれば試してみてはどうでしょう?