社員同士のコミュニケーションが少なく、どうすれば会社を活性化できるのかと悩んでいる経営者は多いのではないでしょうか? 社内コミュニケーションで大切になってくるのは環境です。会社が積極的に動いて会話が生まれやすい職場を作ってあげましょう。
社内コミュニケーションを促進させるための5つのアイデアを提案しますので、導入できそうなものがあればぜひ検討してください。
【目次】
コミュニケーションは会社を円滑にするための鍵
社員同士の会話がほとんどなく、終業時間になったらみな黙って帰り支度をする。こうしたコミュニケーションが少ない会社は、成長の機会を逃してしています。
コミュニケーションは社員同士の関係を良くするだけでなく、会社を円滑にするための重要な鍵です。ちょっとした会話から生まれる商品やサービスもありますし、社員同士がサポートし合うことで仕事がうまくまわっていくということは多々あります。
社内コミュニケーションを促進させるための5つのアイデア
人が集まりやすい休憩スペースを作る
休憩時間は仕事脳から切り替えてリラックスしているので、会話が生まれやすい時間です。仕事中に雑談はしにくいですが、休憩中なら気にせず雑談できます。
社員がそれぞれ別々の場所で休憩していてはコミュニケーションが生まれないので、人が集まりやすい休憩スペースを作りましょう。飲み物を無料で提供、または外に買いに行くよりも低料金で買えるようにする、お菓子を置いておくなどすると自然と人が集まってきます。
「オフィスグリコ」のような、定期的にお菓子の補充や賞味期限管理をしてくれるサービスもあります。これなら管理の手間がかかりませんし、気軽に利用してもらえます。
出典:オフィスグリコ
社内SNSを導入する
最近は社内SNSを導入する企業が増えています。「社内なら直接話せばいいのでは?」という意見もあるかと思いますが、社内SNSは情報共有やコミュニケーション促進に効果的です。
一対一の会話だと、当人同士でしか情報交換ができませんが、社内SNSは参加メンバー全員に情報を発信できます。対面では言いにくいことも、チャットでは敷居が下がるので、意見を集めやすいというメリットもあります。
無料で使える社内SNSツールなら、「サイボウズLive」がおすすめです。「サイボウズLive」はフリーミアムモデルを採用していて、基本利用料・月額利用料は無料です。(有料オプションも準備中だそうですが、いまのところ時期は公表されていません)チャット、掲示板、ToDoリスト共有、共有フォルダなど、社内コミュニケーションを促進させる機能が充実しています。
出典:サイボウズLive
チャットツールを導入する
社内SNSと同様に、チャットツールもコミュニケーション促進に有効です。社内でのコミュニケーションツールとして使えますし、個人事業主やフリーランスとのやりとりにも使えます。
国内のチャットツールなら「ChatWork(チャットワーク)」、海外のチャットツールなら「Slack(スラック)」が人気です。
出典:ChatWork
出典:Slack
定期的に席替えを行う
職場では固定の席で仕事することが多いですが、それだと席が近い人同士でしか話せないので、席が離れている人とのコミュニケーションの機会が少なくなります。定期的に席替えを行うことでいろいろな人とコミュニケーションができますし、リフレッシュ効果もあります。
ポストイットを活用する
ポストイットは自分用のメモだけでなく、コミュニケーションツールとしても使えます。ほんの一言添えるだけでもコミュニケーションになりますし、認識の違いによるミスを防げます。ポストイットならほとんど費用がかからないので導入しやすいと思います。
まとめ
社内コミュニケーションは社員任せにするのではなく、会社側が工夫して会話が生まれやすい環境を作りましょう。
コストがかかる方法もありますが、コミュニケーションが促進されて社内が活性化されることにより、結果的に利益を生み出すのであれば有益な投資となります。